【関東連合の闇】暴走族から半グレへ、芸能界との繋がり、そして事件の真相

関東連合。その名を聞くと、多くの人は暴力、犯罪、そして芸能界との黒い噂を思い浮かべるのではないでしょうか。六本木クラブ襲撃事件や市川團十郎(当時海老蔵)暴行事件など、センセーショナルな事件の数々が、この組織の闇を浮き彫りにしました。今回は、元構成員A氏の証言を元に、関東連合の実態、芸能界との繋がり、そして事件の真相に迫ります。

関東連合とは何か?暴走族のOB集団の実態

関東連合とは、複数の暴走族グループの連合体です。「ブラックエンペラー」や「鬼面党」といった名の知れた暴走族が名を連ねていました。A氏によると、暴走族の引退は18歳。つまり、関東連合も18歳でOBとなり、それ以降は正式なメンバーではないとのこと。しかし、OB同士の繋がりは強く、様々な事件に関与したとされています。

関東連合の元メンバーA氏関東連合の元メンバーA氏

残虐な事件の数々:トーヨーボール殺人事件と六本木クラブ襲撃事件

2000年に起きたトーヨーボール殺人事件。抗争相手と間違えられた18歳の少年が、金属バットで殴打され、ライターであぶられるなどの残虐な暴行を受け、命を落としました。2012年の六本木クラブ襲撃事件では、飲食店経営者の藤本亮介さん(当時31歳)が、金属バットで撲殺されました。いずれも人違いによる犯行だったとされています。これらの事件の残虐性は、人々に恐怖を植え付け、関東連合への強い非難を招きました。

芸能界との蜜月:ディスコから生まれた黒い繋がり

A氏の証言によると、関東連合と芸能界の繋がりは、1980年代後半から1990年代前半のディスコブームに端を発します。「ジュリアナ東京」や「GOLD」といった有名ディスコに、芸能人やアスリートが頻繁に訪れる中、関東連合のメンバーは、客として訪れる一方で、自主的にセキュリティーのような役割も担っていました。

その結果、ディスコスタッフやVIP客との繋がりを築き、芸能人や企業の社長などとの人脈を広げていったのです。この繋がりは、後に様々な事件に影を落とすことになります。中には、芸能人にコカインを売るメンバーもいたとA氏は証言しています。

関東連合“解散”の真相とは?

A氏は、FRIDAY GOLDにて、元メンバー同士の現在の交流や関東連合“解散”についても語っています。(詳細はFRIDAY GOLDをご覧ください。)

まとめ:関東連合の闇は今もなお…

関東連合は、暴走族から半グレへと変貌を遂げ、芸能界との繋がりを持ちながら、数々の凶悪事件に関与してきました。元構成員A氏の証言は、その闇の一端を明らかにするものです。事件の真相、そして闇社会の実態解明は、今もなお続いています。