M-1グランプリ2024 準優勝バッテリィズ、若林正恭の鋭い視点が光る高評価!

M-1グランプリ2024、令和ロマンの史上初2連覇という偉業に日本中が沸き立つ中、準優勝のバッテリィズも大きな爪痕を残しました。ボケのエースの強烈なキャラクターと、ツッコミ寺家の巧みな話術が織りなす漫才は、多くの視聴者の心を掴みました。今回は、バッテリィズの活躍と、審査員・若林正恭のコメントに着目し、彼らの魅力を深掘りしていきます。

バッテリィズ、決勝の舞台で輝きを放つ!

2017年結成のバッテリィズ。M-1への挑戦は2018年から始まりました。当初は3回戦進出が続くなど、なかなか結果が出ませんでしたが、2022年に準々決勝、2023年に準決勝へと着実にステップアップ。そして2024年、ついに決勝の舞台へと駒を進めました。

決勝1stラウンドでは、7巡目という遅い出番ながら、堂々としたパフォーマンスを披露。暫定1位だった令和ロマンを11点差で突き放し、861点という高得点を叩き出し、トップ通過を果たしました。ファイナルラウンドでは惜しくも令和ロマンに敗れはしましたが、彼らの“しゃべくり漫才”は、審査員や観客の爆笑を誘い、鮮烈な印象を残しました。

M-1グランプリ2024の様子M-1グランプリ2024の様子

若林正恭、寺家の実力を見抜く!

今回、M-1グランプリの審査員を初めて務めたオードリーの若林正恭。1stラウンドでのバッテリィズのネタ後、彼は95点という高得点を付け、以下のように講評しました。

「小難しい漫才が増えてくる時代の中で、なんかワクワクするバカが現れたなと思って。日本を明るくしてくれそうで」

さらに、ツッコミの寺家についても言及。

「あと、寺家さんが漫才のリズムをキープする腕も確かだなと思いましたね。面白かったです」

この若林のコメントは、SNS上でも大きな反響を呼びました。多くの視聴者が、エースの強烈なキャラクターだけでなく、寺家の高い技術力にも注目していたことが伺えます。

“じゃない方”経験者だからこそわかる、寺家の重要性

若林自身も、かつては相方・春日俊彰の強烈なキャラクターの影に隠れ、“じゃない方”芸人として扱われていた時期がありました。漫才において、ボケが注目されがちですが、ツッコミが漫才のリズムを作り、ボケを引き立てる役割を担っていることは言うまでもありません。

漫才師・西村ヒロチョ氏も自身のYouTubeチャンネルで、「寺家さんのツッコミは、エースさんのボケをさらに面白くさせている」と高く評価しています。

若林は、自身も“じゃない方”を経験したからこそ、寺家の重要性を見抜いていたのでしょう。強烈なボケを支える、縁の下の力持ちとしての寺家の技術の高さを的確に評価した若林のコメントは、多くの視聴者の共感を呼びました。

バッテリィズの今後の活躍に期待!

M-1グランプリ2024での活躍を機に、バッテリィズはさらなる飛躍を遂げることでしょう。エースの強烈なキャラクターと、寺家の巧みな話術のコンビネーションは、今後の漫才界を牽引していく存在となるはずです。彼らの今後の活躍に、大きな期待を寄せたいと思います。