人気俳優イ・ジョンヒョンさんが、起亜自動車の生産職に応募し、残念ながら不採用となったことが話題を呼んでいます。今回は、その詳細と背景、そして今後のイ・ジョンヒョンさんの活動について掘り下げていきます。
韓国芸能界から自動車業界へ？イ・ジョンヒョンの挑戦
『ミスター・サンシャイン』での流暢な日本語の演技で一躍注目を集めたイ・ジョンヒョンさん。俳優としてのキャリアを着実に積み重ねてきた彼が、なぜ自動車メーカーの生産職を目指したのでしょうか？
イ・ジョンヒョンさんは自身のInstagramで、起亜自動車からの不採用通知を公開。「脱落 メリークリスマス」というコメントと共に、選考結果を受け止める様子が伺えます。
イ・ジョンヒョン
一方、起亜自動車の採用担当者は、イ・ジョンヒョンさんの応募書類が社内にとって有益な時間となったこと、選考過程が彼にとって意義深いものになっていればと述べています。企業と応募者、双方の真摯な姿勢が垣間見えるエピソードと言えるでしょう。
「キング生産職」の魅力と狭き門
イ・ジョンヒョンさんが目指した起亜自動車の生産職は、現代自動車と共に「キング生産職」と呼ばれ、韓国の若者から人気の高い職業です。その魅力は、高収入、定年保障、自社製品購入特典など。平均年収はなんと1億ウォン（約1100万円）とも言われています。
イ・ジョンヒョン『ミスター・サンシャイン』
そのため、募集の度に数百倍の競争率となるのも当然と言えるでしょう。自動車組立ラインで部品を組み立てるという仕事内容は、体力勝負な面もありますが、安定した待遇と将来への展望が多くの応募者を引きつけています。 韓国の有名就職情報サイト「JobKorea」の情報によると、製造業の中でも自動車産業は特に人気が高いとのことです。
俳優業への復帰と今後の活躍に期待
今回の挑戦は惜しくも実りませんでしたが、イ・ジョンヒョンさんは俳優としてのキャリアを継続していく意向です。既に『新兵』シーズン3への出演も決定しており、今後の活躍に期待が高まります。
キャリアコンサルタントの朴氏（仮名）は、「異業種への挑戦は、新たな視点や経験を得る貴重な機会となる。今回の経験を活かし、俳優としてさらに深みのある演技を見せてくれるだろう」と述べています。
イ・ジョンヒョンさんの新たな挑戦は、夢を追いかける多くの人々に勇気を与えてくれるのではないでしょうか。彼の今後の活躍を応援していきましょう。
