岩屋外相は、今月25日に北京で行われた中国の王毅外相との会談をめぐり中国側の発表が正確ではないとして申し入れを行ったことを明らかにしました。
中国外務省は日中外相会談をめぐる発表で、岩屋大臣が「歴史問題では『村山談話』の明確な立場を引き続き堅持し、深い反省と心からの謝罪を表明する」と発言したとしていました。
これについて岩屋大臣は27日、中国側の発表は正確ではないとして申し入れを行ったことを明らかにしました。
岩屋大臣は「石破内閣は村山談話・安倍談話を含むこれまでの総理談話を引き継いでいる」と発言したということです。
外務省は7月に行われた上川前外相と王毅外相の会談をめぐっても、中国側の発表は正確ではないとして申し入れを行っています。