グアムでの献体写真公開で炎上した美容外科医・黒田あいみ氏について、実業家の堀江貴文氏が自身のYouTubeチャンネルで言及し、話題となっています。今回の騒動以前から、黒田氏のSNS投稿に懸念を抱いていた堀江氏は、彼女に直接注意を促していたことを明かしました。
ホリエモン、黒田医師の「前近代的な民間医療」紹介を問題視
堀江氏によると、黒田氏は以前から科学的根拠のない民間療法をSNSで紹介していたといいます。堀江氏はこれを「前近代的な民間医療」と表現し、医師免許を持つ者がこのような情報を発信することに強い疑問を抱いていました。
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「医師ではない人が怪しげな民間療法を紹介するのは、宗教のようなものだから仕方ないかもしれない。しかし、西洋医学を学び、実践する医師が、自らそれを否定するような情報を発信するのは問題だ」と堀江氏は指摘。本人にも直接注意を促したものの、全く聞き入れられなかったと語っています。 医学博士の佐藤健太郎氏(仮名)も「医療従事者がエビデンスに基づかない情報を発信することは、患者に誤解を与え、健康被害につながる可能性もある」と警鐘を鳴らしています。
クリニックでの施術内容にも疑問符
さらに、堀江氏は黒田氏がクリニックで勧めている施術内容にも疑問を呈しています。「エビデンスがあるのか疑問な施術ばかり」と指摘し、今回の献体写真公開騒動も、彼女のこれまでの言動から見て「やるべくしてやった」と厳しい見方を示しました。
繰り返される「トンデモ医療」の情報発信
堀江氏は、黒田氏への注意を無視されたことで、周囲からも「彼女は変わらない」と諦められていたことを明かしました。今回の騒動を機に、黒田氏が反省し、二度と同じような行動をとらないことを願うと同時に、もし繰り返すようであれば医師免許の剥奪も考えるべきだと厳しい言葉で締めくくりました。 医療ジャーナリストの田中美咲氏(仮名)は「医師の社会的責任は重い。今回の件は、医療倫理の観点からも再発防止策を講じる必要がある」と述べています。
献体写真公開騒動の経緯
黒田氏はグアムでの解剖研修の様子をSNSに投稿。献体された遺体の一部にモザイク処理がされていなかったことから、大きな批判を浴びました。その後、投稿は削除され、黒田氏はブログで謝罪文を掲載しています。
まとめ
今回の騒動は、医療従事者の情報発信のあり方について、改めて考えさせられる出来事となりました。医療情報の発信には、正確性と倫理観が求められます。 患者は、医師の言葉に大きな影響を受けるため、医師は常にエビデンスに基づいた情報を提供する必要があります。