地震や台風など、いつ起こるかわからない自然災害。日頃から備えあれば憂いなし、と言いますが、何を準備すればいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。この記事では、危機管理専門家の国崎信江氏の監修書籍『いのちをまもる図鑑』(ダイヤモンド社)を参考に、本当に役立つ防災グッズ、特にポータブル電源の選び方や活用法について詳しく解説します。
今、本当に必要な防災グッズとは?
防災グッズはたくさんありますが、まず最初に揃えるべきアイテムは何でしょうか?国崎氏によると、それは「ポータブル電源」です。
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モバイルバッテリーではスマートフォンなどの充電はできますが、長期間の停電時には心もとないですよね。ポータブル電源なら、スマートフォンだけでなく、照明、小型扇風機なども使用可能。真夏の災害時にも熱中症対策として活躍します。一家に一台、備えておくと安心です。
ポータブル電源選びのポイント
ポータブル電源といっても、様々な種類があります。自分に合った製品を選ぶには、どのような点に注意すればいいのでしょうか?
容量とサイズ
ポータブル電源は容量が大きいほど多くの電化製品を使用できますが、サイズも大きくなります。アウトドアにも持ち運べるコンパクトなサイズから、家庭用の大型サイズまで様々です。使用用途や保管場所に合わせて適切なサイズを選びましょう。
メーカーと処分方法
Anker、Jackery、Victorなど、様々なメーカーからポータブル電源が販売されています。国崎氏のおすすめはAnker。リチウムイオン電池の性能がよく、発火しにくい点が特徴とのこと。防災アドバイザーの山田さんも「Ankerの安全性は高く評価できる」と述べています。
そして意外と見落としがちなのが、処分方法。リチウムイオン電池内蔵製品は自治体で引き取ってもらえない場合もあり、処分に困ることがあります。購入前に、メーカーが回収サービスを提供しているか確認しておきましょう。
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ソーラーパネルとの併用
さらに、ソーラーパネルと併用すれば、太陽光で充電できるので、長期間の停電でも安心です。停電が長期化した場合の備えとして、ソーラーパネルの導入も検討してみましょう。
ポータブル電源で安心を手に入れよう
モバイルバッテリーを複数購入するよりも、ポータブル電源1台の方が費用対効果が高く、様々な機器を充電できるので、災害時の備えとして非常に有効です。
この記事を参考に、ご自身の状況に合ったポータブル電源を選び、災害に備えましょう。
家族の安全を守るため、今すぐポータブル電源を検討してみてはいかがでしょうか?