お笑いコンビ・おぎやはぎの矢作兼さんが、ラジオ番組「JUNK おぎやはぎのメガネびいき」で、予期せぬトラブルに見舞われた体験を語りました。50年前に離婚した父親の姉、つまり伯母が引き起こした交通事故の費用請求が、なんと矢作さんに届いたというのです。
50年ぶりの親族からの請求に戸惑い
数十年来の絶縁状態にある親族からの突然の請求に、矢作さんは驚きを隠せない様子でした。「最初は何のことかわからなかった」と語り、50年前に両親が離婚して以来、父親とはほぼ絶縁状態。伯母とも幼少期に会ったきりだったため、この請求はまさに青天の霹靂だったようです。
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伯母の孤独な状況と矢作さんへの請求の理由
調査の結果、伯母には他に親族がおらず、子供も1人は亡くなり、もう1人とは絶縁状態であることが判明。この状況から、矢作さんに請求が来たようです。矢作さんは「50年前に離婚している父親の姉の支払い義務がオレまできた」と、困惑しながらも状況を説明しました。相方の小木博明さんも「そのつながりって関係あんの？」と疑問を呈するのも無理はありません。矢作さん自身も「まったく関係ない。ポカンよ最初」と、当時の心境を吐露しました。
拒否にも費用がかかる理不尽な仕組みに憤り
実は、この請求を拒否することも可能でした。同様の書類が矢作さんの姉にも届いており、姉が手続きを進めていた矢作さん。しかし、そこで更なる問題が発生。拒否するために必要な書類に収入印紙を貼る必要があることが判明し、矢作さんは「勝手になんかいろいろ言ってきて、拒否するにはこれだけ金払え、って言っているようなもんじゃない」と、納得いかない様子でした。裁判所に問い合わせても状況は変わらず、「50年前に離婚されたといっても、お父様ですよね？お父様のお姉様って関係は近いですよね？当然ですよね？」といった反応だったと矢作さんは語っています。
法律と感情の狭間で揺れる矢作さんの想い
矢作さんはこの出来事をリスナーに語るにあたって、「この話を聞いた人は裁判所と同じ意見の可能性もある」と葛藤があったことを明かしました。「法的には絶対に請求する権利はある」と理解しつつも、「50年前に離婚して、顔も知らない、何の感情もない人、しかも伯母さんだから。そんなこともあるんだな」と、複雑な心境を吐露しました。
思いがけない親族トラブル、あなたはどう思いますか？
今回の矢作さんの体験は、予期せぬ親族トラブルの難しさ、そして法律と感情の狭間で揺れる人間の心情を浮き彫りにしています。皆さんだったら、この状況でどう対応するでしょうか？
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家族関係や相続問題に詳しい弁護士の山田一郎氏（仮名）は、「法的には親族への扶養義務が存在しますが、矢作さんのケースのように長期間の断絶がある場合は、個別の事情を考慮する必要があります」と指摘しています。 矢作さんのケースは、現代社会における家族のあり方、そして法の限界を問いかける事例と言えるかもしれません。
