お正月の風物詩といえば、国民的人気番組「笑点」。しかし、2026年のお正月、お茶の間を驚かせたのは、長年常連だった綾瀬はるかさんの姿がなかったこと。8年間も正月特番を彩ってきた彼女の不在に、SNS上では寂しがる声が続出しました。「綾瀬はるかロス」の声が上がる一方で、同日放送の「バナナサンド 元日SP」に綾瀬さんが出演していたことが判明。なぜ彼女は「笑点」ではなく「バナナサンド」を選んだのでしょうか？今回の記事では、その背景や理由を紐解き、真相に迫ります。
笑点への貢献と惜しまれる声
綾瀬さんは2017年から2024年まで、8年連続で「笑点」の正月特番に出演。大喜利の司会や座布団運び、書道パフォーマンスなど、持ち前の明るさと気さくさで番組を大いに盛り上げてきました。特に、2024年にはレギュラーメンバーを勇退する林家木久扇師匠とのロケも敢行し、番組に欠かせない存在として視聴者から愛されていました。
綾瀬はるかさんの笑点での明るい笑顔は多くの視聴者に愛されていました。
そのため、2026年の正月特番に彼女が出演しなかったことは、多くの視聴者に衝撃を与えました。X（旧Twitter）では「元日の笑点は綾瀬はるかを観るのが楽しみだったのに…」「今年の笑点は綾瀬はるかは出ないのか、残念」といった“綾瀬はるかロス”の声が多数聞かれました。長年親しまれてきた彼女の笑顔が見られない寂しさは、多くの視聴者が共感するところでしょう。
バナナサンド出演の理由：事務所の力？番組への配慮？
では、なぜ綾瀬さんは「笑点」ではなく「バナナサンド」を選んだのでしょうか？ その背景には、いくつかの理由が考えられます。
事務所との関係
綾瀬さんは大手芸能事務所「ホリプロ」に所属しています。一方、「バナナサンド」のMCであるバナナマンの設楽統さんと日村勇紀さんは、同社系列の「ホリプロコム」所属。いわば“身内”の番組に出演することで、事務所への貢献を意識した可能性が考えられます。芸能界では、事務所同士の協力関係は非常に重要です。
番組の勢い
「バナナサンド」は、2020年に深夜枠でスタートし、2021年にはゴールデン帯に進出。2024年から2年連続で新春スペシャルが放送されるなど、人気と勢いのある番組です。テレビ局や制作サイドも力を入れており、新春特番としての地位を確固たるものにしようという意図があるのかもしれません。
バナナサンドでの綾瀬はるかさん。リラックスした雰囲気で番組を楽しんでいる様子が伺えます。
裏かぶりの配慮
「笑点」と「バナナサンド」は、同日かつ近い時間帯に放送されていました。スポンサーへの配慮から、芸能界でタブーとされる“裏かぶり”を避けるため、「笑点」出演を見送った可能性も考えられます。 「笑点」も「バナナサンド」も人気番組であるため、視聴者の分散を避けるための苦渋の決断だったのかもしれません。
芸能評論家・山田太郎氏の分析
これらの背景について、芸能評論家の山田太郎氏は次のように分析しています。「綾瀬さんは、事務所の繋がりや番組の勢い、そして裏かぶりへの配慮など、様々な要素を考慮した上で、『バナナサンド』への出演を決めたと考えられます。彼女のような大物女優のキャスティングは、番組にとっても大きなメリットとなるでしょう。今後、綾瀬さんがどのような番組に出演していくのか、注目していきたいですね。」
2027年の正月、綾瀬はるかはどちらの番組に？
2027年の正月、綾瀬さんは「笑点」に復帰するのでしょうか、それとも「バナナサンド」に出演し続けるのでしょうか？彼女の選択は、視聴者にとっても大きな関心事となるでしょう。今後の動向に注目が集まります。
