自衛官の友人が「約800万円」のBMWを一括で購入したそうです。そんなに高収入なのでしょうか?


そこで今回は、自衛官の収入や貯金のしやすさなどを解説します。

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自衛官の年収は年齢や階級などで決まる

表1

自衛官の収入は階級によっても変動します。例えば、同サイトによると、賞与は階級によって表2のように異なります。

表2

また、同サイトでは、1回あたりのボーナスを給与の2.235ヶ月分としています。この情報に基づけば、自衛官候補生(2等陸士任官後)、一般曹候補生、幹部候補生(大学・大学院卒業)の平均月収や平均年収も推測可能です。

表2の金額を2.235で割った平均月収は、次の通りです。

・自衛官候補生(2等陸士任官後、採用2年目、6月のボーナスで計算):約20万9485円

・一般曹候補生(採用2年目):約20万9754円

・幹部候補生(大学・大学院卒業、幹部任官後):約29万4541円

上記の金額を基に階級別の平均年収を計算すると、次の金額になります。

・自衛官候補生(2等陸士任官後、採用2年目):約345万320円

・一般曹候補生(採用2年目):約345万4648円

・幹部候補生(大学・大学院卒業、幹部任官後):約485万1092円

なお、国税庁長官官房企画課の「令和5年分民間給与実態統計調査」によれば、民間企業の令和5年の平均年収は、460万円となっています。



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