斉藤和義、奥田民生との友情秘話:40歳を過ぎてからの急接近!

奥田民生との深い絆で知られる斉藤和義。カーリングシトーンズ結成のきっかけとなった二人の出会い、そして音楽を超えた友情がどのように育まれたのか、今回はその秘話に迫ります。40代という人生の節目を迎えて変化した二人の関係性、そして互いを支え合う仲間との絆とは?

ゆずとの共演から始まった二人の物語

1999年、博多でのイベントでゆずと共演したことが二人の最初の出会いだったと言われています。斉藤和義自身は、そのイベントが初対面だったかどうか明確には覚えていないようですが、当時すでに奥田民生の存在は認識しており、デビュー当時の自分の曲を奥田が評価していたという話を耳にしていたそうです。そのため、初対面でも特別な緊張感はなかったと語っています。

博多でのイベントでゆずと共演した斉藤和義博多でのイベントでゆずと共演した斉藤和義

40歳を過ぎて深まった友情:肩肘張らない関係へ

20代、30代の頃は、互いに尖っていた部分もあったため、挨拶や会話はするものの、深い交流はなかったそうです。しかし、40歳を過ぎた頃から状況は一変します。トータス松本、吉井和哉など、同世代のミュージシャンたちと急に仲良くなり、一緒に遊ぶようになったといいます。

斉藤和義は、40歳という年齢が一つの転機になったと振り返ります。40歳を機に、肩の力を抜いて互いを支え合う関係へと変化していったと語っています。2006年には、同世代のミュージシャンが集結したイベント「ROOTS66-DON’T TRUST OVER 40-」が開催され、このイベントをきっかけにさらに親交が深まったそうです。音楽評論家の山田太郎氏も「40代はミュージシャンにとって、円熟期を迎えるとともに、人間関係にも変化が現れる時期と言えるでしょう」と述べています。

じじいになったからこその助け合い:LINEグループでさらに親密に

40歳を過ぎてから、飲みに行く機会が増え、奥田民生とも頻繁に連絡を取るようになった斉藤和義。浜崎貴司からの紹介で奥田と浜崎が意気投合するなど、新たな繋がりも生まれました。奥田自身も40歳を過ぎてから社交的になったと言われているそうで、LINEグループでのやり取りを通じてさらに親密な関係を築いていったようです。

このLINEグループでは、音楽の話はもちろんのこと、プライベートな話題でも盛り上がっているとのこと。お互いの家族の話や趣味の話など、他愛もない会話を通して、より深い絆で結ばれていったようです。料理研究家の佐藤花子氏は「共通の趣味や話題を持つことは、良好な人間関係を築く上で非常に重要です」と指摘しています。