住民「長い揺れ怖かった」 酒瓶が落ち散乱 宮崎で震度5弱


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 宮崎市大塚町の商業施設の男性責任者は「事務所にいたが、長い横揺れを感じた。店には30人くらいのお客様がいて、すぐにけががないか確認した。焼酎などの瓶が床に倒れて割れたので、滑らないように避けてもらった。これから片付けです」と困惑した様子で話した。施設では今後の揺れに備え、箱入りの飲料水を購入して足早に店を出る客が相次いだ。客同士が「怖かった」とおびえた表情で話していた。

 宮崎市の酒店で店主を務める信楽(しがらき)吏一郎さん(58)は「揺れたときは、店からすぐ近くの自宅にいた。店は昨年8月の地震の後に対策をしていたので、今回は棚から瓶が落ちたのは10本弱だった。揺れ自体は昨年8月に比べると小さかった。落ち着いて対応はできたが、地震は何回経験しても怖い」と話した。【塩月由香、森永亨】



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