《被害届も受理》国民・玉木代表の実弟が再び金銭トラブル…エリート一家の「知られざる人間模様」


【写真】【独占】国民・玉木代表の実弟が兄・秀樹への思いを告白

USBメモリに15億円分の仮想通貨

「秀樹氏から250万円をだまし取られました。いまだに一円も返してもらっていません」

こう怒りを露にするのは不動産会社に勤めるA氏だ。衆院選の選挙期間に突入していた’24年10月上旬、A氏は仕事を通じて知り合った秀樹氏から、「10億円融資してくれる方を紹介してもらえませんか。毎月3%の利息が出る案件です。もちろん紹介料として、1%分はお渡しできるようにします」と持ちかけられたという。

10億円もの巨額を融資してくれる人などそう簡単に見つかるわけがないし、毎月3%の利息というのも疑わしい。当初、A氏はこの話を信じていなかった。すると秀樹氏は、こうたたみかけてきたという。

「私は国民民主党の玉木雄一郎の弟です。借りたカネは特別な国債や米ドル債に預けます。一般の人が買えない、特別な金融商品を購入するためです。ただ、政界にコネクションのある僕には難しいことではありません」

いまや「次の総理大臣」と呼び声高い政治家の親族であれば、でたらめは言わないはず……。秀樹氏の言葉を信じたA氏は、不動産業界の知り合いを通じて資金提供者を確保。この融資が実行されれば、利息1%(1000万円)がA氏に、利息2%(2000万円)が資金提供者に入ってくるはずだった。A氏はこう続ける。

「その後、秀樹氏は『担保』としてUSBメモリを持ってきました。『この中には仮想通貨で1000万USDTが入っている』と。USDTとは、その名のとおり米ドル(USD)と同じ価値があるように作られていて、時価総額世界4位の仮想通貨。1000万USDTは日本円にすると約15億円分に相当します。そして秀樹氏は、『USBメモリを担保としてお渡しするにあたり、前金として250万円を支払ってほしい』と提案してきたのです」



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