韓国の非常戒厳を巡り「内乱」の疑いで捜査が進んでいる尹錫悦大統領に対して15日、捜査当局が拘束令状を再執行し、大統領公邸への進入、尹大統領を拘束した。
韓国メディアによると、合同捜査本部側は公邸周辺に約3200人の機動隊を配置。公邸の入口付近では、大統領の警護庁側がバスを横づけして妨害していたが、捜査当局側が梯子を使って乗り越え、公邸敷地内に進入。大統領の拘束に向けては1000人以上の捜査員が投入された見通し。大統領の弁護団は「不法な令状執行は公務執行に当たらず、厳重に法的責任を問う」と強く反発していた。
尹大統領の拘束を巡っては、3日に合同捜査本部が公邸敷地内に進入し令状の執行を試みたが、警護庁側の激しい抵抗により失敗していた。
(ABEMA NEWS)