18日、関連業界によれば韓国のラーメンがグローバル市場で人気を博している。農心(ノンシム)は米国市場で辛ラーメン乾麺の販売網整備に本格的に着手した。西部や東部の大都市を始まりに年末までに米国全域に販売網を広げる計画だ。
農心は米国市場で活躍している辛ラーメンに続き、辛ラーメン乾麺を出して米国内競争力を強化し、日本企業と激しい勝負を展開する計画だ。低価格製品中心の日本ラーメンと味や品質で差を見せる辛ラーメン、辛ラーメン・ブラック、辛ラーメン乾麺3銃士で日本ラーメンをさらに追撃する決意だ。
現在の米国ラーメン市場では日本の東洋水産(占有率46%)と日清食品(30%)が1、2位を占め、農心(15%)は3位を走っている。10年前、2%に過ぎなかった農心の占有率が着実に上昇し、日本企業に迫っている。
農心は辛ラーメン乾麺の米国市場成功の可能性を高く見ている。米国でも健康食品のトレンドが着実に広がり、関連食品の需要が増加し、主流市場で農心と辛ラーメンのブランドの地位が高まったからだ。辛ラーメンは米国全域ウォルマート4千以上の店舗で販売されるほどKフードの代名詞になった。
ユーロモニター、ムン・ギョンソン食品-栄養部門首席研究員は「最近、米国食品市場ではビーガンや低カロリーなど味と健康の両方を考慮した製品の消費が着実に増えている。今年、発表した様々なセミナーを通じて低カロリー献立の一つとして辛ラーメン乾麺を紹介した。」と伝えた。
農心関係者は「米国僑胞市場をはじめウォルマート、コストコなどメインストリーム市場で辛ラーメン乾麺の販売を急ぐ計画」とし、「辛ラーメンの進化を標ぼうした辛ラーメン乾麺は今後、海外市場で農心の戦略製品になるだろう」と話した。
農心は米国輸出を始め今年、日本、中国、東南アジアなどで辛ラーメン乾麺輸出地域を広げる計画だ。
(中略:ベトナム・マレーシア・台湾・シンガポール・インドネシアなどでの販売状況)
このようにラーメン市場全域で韓国式ラーメンが好まれ、業界では全世界市場で日本を抜いて韓国ラーメンが一つの食品文化に位置するのは時間の問題だ、という分析が優勢だ。
ある業界関係者は「韓国ラーメン企業等は絶えず変化して、トレンドに合わせた新メニューと多様な味で全世界の食品市場を狙っている一方、日本企業等は過去と似た製品群に留まっている」として「世界食品市場が韓国ラーメンの需要を認識し、韓国ラーメン企業等のグローバル進出が相次ぐなど、このような傾向が継続すれば今後、何年かの内に日本ラーメンを捉えることができると見られる」と伝えた。
http://biz.newdaily.co.kr/site/data/html/2019/10/18/2019101800052.html
続きを読む
Source link