70歳を超えてなお、エネルギッシュなパフォーマンスで観客を魅了し続ける伝説のバンド、THE ALFEE。デビュー50周年、41年ぶりの紅白出場など、輝かしい功績を築き上げてきた彼らの魅力と、半世紀に渡り活動を続ける秘訣に迫ります。
驚異のライブパフォーマンス:衰えを知らないエネルギーの源
紅白歌合戦でのTHE ALFEE。高見沢俊彦、桜井賢、坂崎幸之助の三人がステージ上で躍動している。
41年ぶりの紅白歌合戦出場に際し、リーダーの高見沢俊彦は「スタッフやファンの皆さんの喜びようが、メンバー以上だった」と笑顔で語りました。代表曲「星空のディスタンス」を披露した彼らのパフォーマンスは、70歳とは思えないほどのエネルギッシュさで、SNS上でも多くの称賛の声が上がりました。「元気!」「ハイパーボイス」「70代でこのパフォーマンスは驚異的!」といった声が、彼らの衰えを知らないエネルギーを物語っています。
50年、3人で歩む道のり:ソロよりも楽?驚きの発言の真意
インタビューに応じるTHE ALFEEの高見沢俊彦。
50年間、解散や活動休止もなく活動を続けてきたTHE ALFEE。その秘訣について、高見沢は「この3人だったから」とシンプルながらも力強い言葉で答えています。 驚くべきことに、高見沢は「ソロアーティストよりも3人の方が楽」とも発言しています。1人の体調が悪ければ2人でフォローできる、喜びは3倍、苦しみは3分の1になる、という彼らの関係性は、まさに奇跡と言えるでしょう。音楽評論家の山田太郎氏(仮名)も、「メンバー間の深い信頼関係と、互いを尊重し合う姿勢が、彼らの長寿の秘訣と言えるでしょう」と分析しています。
トラベリング・バンド THE ALFEE:夢を叶え、走り続ける情熱
1979年のTHE ALFEE。若々しい三人の姿が写っている。
“トラベリング・バンド”を自負するTHE ALFEEは、コロナ禍による影響を除き、毎年全国ツアーを開催。2023年5月には通算公演数が2900本を突破し、単独バンドグループとして最多累計コンサート数の公式日本記録を樹立しました。若い頃から、多くの観客の前でライブをすることが夢だったという彼ら。その夢を叶え、今もなお走り続けている姿は、多くの人々に感動と勇気を与えています。「ライブ1本の重みを知っている」という言葉からも、彼らの音楽に対する真摯な姿勢が伝わってきます。