中居正広氏（52）を巡る一連の騒動を受け、TBSは20日、「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」（金スマ）の番組打ち切り、そして「THE MC3」からの降板を発表しました。国民的人気を誇る中居氏の地上波レギュラー番組は、今回の発表で5番組中3番組が終了または降板という事態に。今後の動向に注目が集まっています。
女性トラブル報道で波紋広がる
昨年末に発覚した中居氏と女性間のトラブルは、高額な示談金での解決が報じられ、大きな波紋を呼びました。各テレビ局は対応に追われ、レギュラー番組の休止や差し替えが相次いでいます。
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日本テレビは「ザ！世界仰天ニュース」の降板をいち早く発表。TBSも「金スマ」と「THE MC3」について、今年に入ってからの放送を見合わせていましたが、今回正式に打ち切りと降板を決定しました。TBSは「昨年から中居正広さんが出演する番組の制作や放送を見合わせ、双方代理人等との対話を行ってまいりましたが、状況を総合的に判断した結果」と説明しています。
残る2番組の行方は？
騒動前、中居氏のレギュラー番組は5本。今回対応が発表された3番組に加え、フジテレビの「だれかtoなかい」とテレビ朝日の「中居正広の土曜日な会」がありました。これらの番組は現在、放送を休止しているものの、中居氏の今後の対応や番組の再開については未だ明らかになっていません。
テレビ東京では、スペシャル番組への起用はあったもののレギュラー番組はなく、今後の出演予定もないとのことです。
フジテレビ社長が緊急会見
社員の関与が報じられているフジテレビの港浩一社長は17日に緊急会見を開き、一連の騒動を謝罪しました。トラブル発生直後である2023年6月に「認識していた」ことを明らかにし、第三者委員会を設置して調査を進めると表明しています。
スポニチ本紙の取材によると、トラブルは2023年6月、中居氏と女性が食事をした後に発生。女性は「性被害に遭った」と勤務先に報告し、その後、中居氏は代理人を立てて話し合い、8000万～9000万円の示談金を支払って解決したとされています。当時、女性は中居氏の仕事先である会社に勤務していたとのことです。
今後の芸能活動に大きな影
今回の騒動は、中居氏の今後の芸能活動に大きな影を落とすことは避けられないでしょう。人気司会者として活躍してきた中居氏の復帰を望む声も少なくない中、今後の動向に注目が集まります。
