山田優、弟による育児サポートに賛否両論?小栗旬夫妻の「現代の子育て」を深掘り

去る10月23日、モデルで女優の山田優さん(41)が人気バラエティ番組『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)に出演し、弟である声優の山田親之條さん(29)が一家の子育てをサポートしているという事実が明らかになり、世間で大きな話題を呼んでいます。2012年に俳優の小栗旬さん(42)と結婚し、4人の子どもを育てる多忙な山田夫妻。彼らが築く独自の「家族の形」と、子育てにおけるサポートのあり方について、多角的な視点から考察します。

山田優、弟の育児サポートについて語る山田優、弟の育児サポートについて語る

山田親之條氏による献身的な育児サポートの実態

番組内で明かされたところによると、山田親之條さんは姉である山田優さんの自宅に寝泊まりしながら、実に2年もの間、4人のお子さんの育児と家事を全面的にサポートしているといいます。具体的には、平日の月曜から金曜まで毎日、朝6時半に起床し、お子さんの幼稚園や学校への送迎、入浴、食事の準備と食べさせ、そして寝かしつけまでを一貫して担当。さらに、食器洗いなどの家事や飲み物の補充といった細やかな気配りも怠りません。その献身的な姿から、番組では親之條さんを「第2のパパ」と称する場面もあり、視聴者に大きなインパクトを与えました。

「育児代行」へのSNSでの賛否両論

親之條さんの育児サポートの事実が報じられると、SNS上、特にX(旧Twitter)では様々な意見が飛び交いました。一部では「平日を末弟に子供の世話任せっきりとかやべーわ」「忙しいのはわかるけどびっくり……」といった、育児の丸投げや負担の大きさを懸念する声が上がりました。一方で、多くのファンからは「弟さんも甥っ子姪っ子がかわいいから毎日やれるんでしょうね」「おじさん毎日家にいたら子どもたちも楽しそうでいいな」といった肯定的な意見や、「小栗旬は忙しいだろうし、弟が手伝ってくれるのいいね」「ママ1人で4人のお世話なんてキツイよ」と、多忙な夫婦を支える家族のあり方を支持する声が相次ぎました。また、男性が姉の子どもの世話を嫌がらずにこなすことに対し、「仲良くていいなーと思った」と、兄弟間の良好な関係性を評価するコメントも見受けられました。

山田優・小栗旬夫妻の多忙な日常と育児への向き合い方

もちろん、山田優さんが育児や家事の全てを親之條さんに任せきりにしているわけではありません。今年7月に放送されたリアリティ番組『さよならプロポーズ via スペイン』(ABEMA)では、山田さん自身が仕事と家事の両立について「ソファーに座ることがない」「常に台所にいる感じ」と語るほど、多忙な日々を送っていることを明かしています。子どもたちが寝た後にまとめて家事を行うことも多く、それでも手が回らない部分を弟の親之條さんに依頼しているのが実情のようです。

実際、過去には本誌も山田さんが育児に奔走する姿を目撃しています。2016年10月には、電動アシスト自転車に2人の子どもを乗せて長女をインターナショナルスクールに送り届ける姿が捉えられており、国産のママチャリを普段から乗りこなしている様子が報じられました。

一部メディアでは、小栗旬さんが家のことを山田さんに任せきりにしているといった報道も見られましたが、本誌は2022年5月、小栗さんが主演を務めたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の撮影の合間を縫って、子どもたちと一緒に公園で遊ぶ姿を目撃しています。夫妻はそれぞれが多忙な中でも、育児の面で互いを支え合っていることが伺えます。

大河ドラマ撮影の合間に公園で育児をする小栗旬大河ドラマ撮影の合間に公園で育児をする小栗旬

現代の多様な家族の形と外部サポートの意義

「女性誌記者」によると、小栗さんは2018年のハリウッド映画出演を目指していた時期は多忙を極め、現地との交渉や語学学習のために何度も渡米しており、当時は子どものことを山田さんとその母親に任せきりになることもあったといいます。しかし、仕事が一段落してからは、忙しい合間を縫ってでもお子さんとの時間を大切にしているとのことです。

一方、山田さんも第3子出産あたりまでは仕事をセーブしていましたが、2022年7月の第4子出産報道以降は、お子さんが成長したこともあり、徐々に仕事に復帰。今年に入ってからもモデル業、テレビ出演、イベント登壇など、精力的に様々な仕事をこなしています。

夫婦ともに第一線で活躍し多忙を極める中で、身内である親之條さんに育児サポートをお願いすることは、決して不思議なことではありません。現代において家族の形は多様であり、夫婦だけで育児を抱え込み無理をしてしまうよりも、信頼できる身内や外部のサポートを柔軟に活用する方が、結果的に家族全体の幸福に繋がるという見方もあります。

まとめ:進化する家族のあり方と子育ての多様性

山田優さんと小栗旬さんの夫婦が実践する子育てのスタイルは、現代社会における家族のあり方、特に育児におけるサポートの重要性と多様性を浮き彫りにしています。多忙な共働き夫婦が、身内である弟の協力を得ることで、子どもたちにより豊かな環境を提供し、夫婦自身の負担を軽減している事例は、多くの家庭にとって示唆に富むものです。画一的な「あるべき家族像」にとらわれることなく、それぞれの家庭が置かれた状況や価値観に合わせて、最も良い子育ての形を模索することの重要性を改めて認識させられます。


参考文献