米国「韓国との同盟は危機的状況」「今年末までが期限だ」  終わったな…

米国「韓国との同盟は危機的状況」「今年末までが期限だ」  終わったな…

米国CSISのマイケルグリーン副所長が中央日報に寄稿したようだ。米国内の事情に詳しい韓国の人物が書いたのかと思っていたが、実際にはそうではなく単に韓国側から事の成り行きを眺めただけだった。在韓米軍撤収がトランプ政権と文在寅政権の意向によりもはや避けられなくなりつつあることを客観的に書き、それにより米韓同盟までもが”危うい”状態になると指摘している。北朝鮮が要求している今年末までが米韓にとっての期限にもなりそうな気配だ。

【グローバルフォーカス】韓米同盟が実に危うい
10/25(金) 10:36配信 中央日報日本語版

防衛費分担金特別協定(SMA)、北朝鮮、戦時作戦統制権還収問題が韓・同盟にうず巻きを起こしている。過去にも韓米関係が危機に直面したことはあった。李承晩(イ・スンマン)元大統領は安保条約をめぐってトルーマン・アイゼンハワー政府と葛藤した。カーターは朴正煕(パク・チョンヒ)の独裁をコントロールするために在韓米軍の撤収を推進した。盧武鉉(ノ・ムヒョン)候補が大統領に当選すると、米格付け会社のムーディーズは韓国の格付けを直ちに下方修正した。盧元大統領の反米の歩みを懸念したためだった。

だからといって同盟が根本的に揺れることはなかった。だが、現在、暗雲が立ち込められた3つの問題は本当に危険な暴風を追い立てるかもしれない。

第一に、トランプ大統領は韓国に防衛費分担金として50億ドル(約5400憶円)を要求している。トランプ大統領が他の同盟国にも米軍の駐留経費負担金として50%以上の増額を要求したのだが、韓国に要求した金額はそれよりもはるかに多い。50億ドルがどのように策定された金額なのかは分からない。在韓米軍の給料、韓国の外に位置した基地の維持費、有事の際韓半島(朝鮮半島)の外部で武力投入を行うための戦略資産の展開費用などが含まれた金額だと推定するだけだ。トランプ大統領は継続して韓国の防衛費負担が公正でないと主張し、シンガポール米朝首脳会談では金正恩(キム・ジョンウン)委員長の前で在韓米軍の全面撤収の可能性に言及したこともある。SMA交渉が12月まで合意点に達するかも疑問だ。

第二に、北朝鮮は米国に要求条件の受諾を促して今年末までを時限とした。最近北朝鮮では白馬に乗った金委員長の白頭山(ペクトゥサン)登頂を大々的に宣伝した。北朝鮮指導者が挑発に出ようとするたびに頻繁に使ってきた手法だ。SMA交渉が遅々と進まず、北朝鮮の挑発が繰り返されればトランプ大統領がどのようなカードを切るか予測することが容易でない。

第三に、韓国内で在韓米軍の撤収を主張する動きが増えた。一般韓国人は韓米同盟を支持する方だが、一部の極端な反米活動家は在韓米軍に批判的だ。最近では米国大使官邸に侵入したこともある。一時、反米運動に加担した人々は文在寅(ムン・ジェイン)政府が戦時作戦統制権を還収しなければならないと主張している。戦作権の還収に戦略的な利点もあるだろうが、彼らの主張は理念的だ。したがって、米国政府が戦作権還収問題を口実に在韓米軍の撤収を推進する決定を下す可能性もある。

このような問題が完全な破局をもたらすと確信することはできないが、米国の外交専門家らは深く懸念しながら見守っている。世論調査によると、米国人は韓国に米軍を駐留させることを強力に支持している。下院でも在韓米軍の撤収を主張する議員は誰もいない。共和党議員は随時国防授権法に言及してトランプ大統領が在韓米軍撤収の口実を見出せないように遮断している。

トランプ大統領が突然シリア駐留米軍撤収を命令した時、元司令官だけでなく米共和党上院トップのマコネル院内総務まで出て大統領の決定を「戦略的な災難」と非難した。だが、大統領が宣言した通りにシリア米軍の撤収は進められている。

米国人の米軍駐留への支持を文在寅政府は活用しない。同盟関係の発展より北朝鮮との妥協に没頭している。日本をはじめとする米国同盟国との関係改善には力を注がない。韓国と米国企業に同盟の重要性を強調する姿も見ることが難しい。

まだ完全に遅れたわけではない。11月中に韓米例年安保協議会がソウルで開かれる予定だ。それまでSMA合意が実現するかどうかは分からないが、韓米両国は協議会を機会にして同盟が両国だけでなくアジア全地域にも大きな意義を持つという事実を明らかに示す必要がある。

マイケル・グリーン/戦略国際問題研究所(CSIS)上級副所長

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191025-00000018-cnippou-kr

 

12月末に在韓米軍撤収カードが切られる
この記事は、中央日報さんのコラムニストではなくて、マイケルグリーン副所長の寄稿文だったんですね。最後まで気付きませんでした!

米国側の人物としてでなく、徹底的に韓国側の視点からというのを意識して書かれた記事だね。今の米韓関係がトランプ政権と文在寅政権の双方の意向により極めて危険な状態にあることを客観的に述べている。

「暗雲が立ち込められた」というのは、中央日報さんの誤訳ですか?

英語で書かれた寄稿文を一旦韓国語に翻訳して、そこからさらに日本語に翻訳する過程でこうなったものと思われる。正しくは”暗雲が垂れ込める”だが、中央日報は日本語ミスを認めず延々とこの間違った表現を使い続けるという奇妙な一面がある。まさに間違いを認められない韓国の象徴であるかのようだ。

「暗雲が立ち込め」という言葉で検索したら、ロイターの記事が多く見つかりました・・・。ロイターも、日本語チェックがいまいちだと思います!

なるほどww まあ見る限りだと雑誌系やスポーツメディアでも満遍なくやらかしているから、その辺りは個々の日本語能力の問題という話にもなってくるだろう。1つだけ断言できる事実としては、“暗雲が立ち込め”という表現を平気で使うようなメディアの記事は信用できないってことだ。

記事の中身で重要なのはトランプの要求金額50億ドルと北朝鮮の絶対期限12月末という2点だ。韓国は12月末までにトランプの50億ドル要求を飲まなければ在韓米軍撤収という憂き目に遭うことになる。トランプが問題解決のために撤収カードを切るからだ。

50億ドルというのは、もう確定なんですね!グリーン副所長が言うなら、そうだと思いました。

当初はボルトン元補佐官の世迷い言かのように扱われてたけど、ボルトン元補佐官が辞めた後もその方針に変わりはなかった。50億ドルという高額な防衛費を韓国に押し付ければ自ずと撤収する流れになるだろうという目論見があっても不思議ではない。

クルド勢力に起きたことは韓国で将来起こること
韓国がいきなり50億ドルを出すって言い始めたら、逆にビックリします!

文在寅はただでさえ支持率が低い。ここで50億ドルもの防衛費に応じようものならロウソクデモが起き弾劾要求がされてもおかしくない。よって韓国内の世論に迎合するかのように防衛費を突っぱねるだろう。12月までずるずると時間稼ぎをするに違いない。

11月のGSOMIA破棄は、何か影響しますか?

グリーン副所長はGSOMIAについてはあえて触れなかったね。防衛費交渉の決裂だけでも米韓同盟の危機につながりかねないと考えているからだろう。米韓関係では自動参戦条項がないし、在韓米軍がそこにいることだけが韓国を守れる唯一にして絶対の条件だと分かっているはずだ。

ジーソミアの破棄も重なったら、米韓同盟破棄の主張も出てくる気がします・・・。韓国は、同盟国のはずのアメリカの要求を、少しも受け入れてくれないからです!

ここで参考になるのが最近クルド勢力に起きたことだ。韓国もいずれそうなるんじゃないかと暗に示しながら現実に怯えている。韓国での利益が消失するならいつでも米国はクルド勢力にしたように韓国から米軍を引き揚げるだろうという話だ。

【コラム】クルド人事態の教訓、韓半島は例外か
10/25(金) 15:56配信 中央日報日本語版

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クルド人は公式の国家ではないため、米国はクルドと公式の同盟関係を約束してはいなかっただろう。しかし、ISを相手にした対テロ作戦の時期だけ見れば、米国とクルドは一種の疑似同盟関係だったと言っても過言ではない。中東の情勢の変化に対応するための悩みがなかった米国とクルドの協力はある意味、最初から砂上の楼閣だったのかもしれない。

韓米同盟と比較するには飛躍と無理も甚だしい。しかし、米国の国家利益に優先するいかなる国際的約束もあってはならないという点を確認するには十分な教訓だと考える。どちらか一方だけが利益を得る同盟関係はありえない。利益の枯渇を確認した米国がクルドを離れたように、米国は韓半島と北東アジアで持続的に自国の利益を確認しようとするだろう。いつ何が起きるか分からない国際政治の冷酷な現実で互恵的な同盟関係の論理的正当性を確保するために絶え間ない戦略的考察が必要な時期だ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191025-00000035-cnippou-kr

グリーン副所長も、その事を書いてますね!シリアからのアメリカ軍撤収を決めても、アメリカは批判するだけで誰も止めようとしないって。

ここで“国防授権法”の単語も出されている。国防権限法の中で在韓米軍の人数を減らしてはいけないという文言を盛り込む形でトランプに圧力をかけているわけだが、その国防権限法が今年は成立しないんじゃないかと言われている。そのことはグリーン副所長は書かなかったものの、韓国にとってまた悪材料が1つ増えたことになるわけだ。

ニュースを探してみても、成立したという話は出てないですよね・・・。

確か下院案がトランプの受け入れられない内容だったはずだ。協議が進んでいるというような報道もない。いつまでに決めなければいけないのかは明言されてないけど、今年中に成立しないとなれば世界中の米軍の動きに変化が生じるかもね。

結論:北朝鮮はトルコと違い韓国を吸収し消滅させるだろう
クルドの話は、そのための予行演習だったような気がします!アメリカ軍をいきなり撤収させても、大丈夫かどうかを検証したんだと思います。

その結果トルコがシリアに攻め込んでクルド勢力への攻撃を開始したが、米国がトルコに独自制裁を科したために攻撃は恒久的に停止されることになった。トランプはこの話を成果として喧伝するだろう。米軍がいなくても世界中は平和を担保できると。制裁だけで戦争を止められると。

それが、北朝鮮に通用するかどうかですよね・・・。トルコと北朝鮮は、違うと思います!

北朝鮮はすでにトルコレベルの制裁を科されている。それに韓国を吸収統一して朝鮮戦争を終わらせるという明確な目標がある。制裁1つでがたつくトルコとは雲泥の差だと思うね。それが結論ということになるかな?

ネットユーザーは、危ういのは米韓だけでなく、周辺国全部と危うくなってると言ってます・・・。ジーソミア破棄宣言後、日米もコメントするだけで特に動いてないって。アメリカがいきなり防衛費を5倍にしたのは、撤収ありきだと推測している人もいます!

クルド勢力に起きたことは間違いなく韓国にも起こる。世界中で同じようなことが起こるかもしれない。トランプの米国ファースト主義は米国孤立主義だと言われて久しいが、米国が世界の警察をやめるとなった場合に世界各国がどう動くかだ。最近じゃロシアが戦闘機を韓国付近に飛ばしまくってるし、北朝鮮主導の統一を見据えてるとしか思えないね。

日本にとっては韓国がどうなろうがどうでもいいし、自国の安全保障のためにすべきことをするから韓国に構っている暇もないというのが実情だ。

韓国の皆さん、このままでいいんですか?嵐がすぐそこまで迫っています!

日本は関係ない!統一おめでとう!韓国さようなら!