光浦靖子さんといえば、お笑いコンビ「オアシズ」としてお茶の間の人気者。そんな彼女が4年前、芸能活動を休止し、カナダ・バンクーバーへ留学という新たな一歩を踏み出しました。 見知らぬ土地での生活、語学の壁、経済的な不安…様々な困難を乗り越えながら、光浦さんは今、どのように人生を切り拓いているのでしょうか?彼女の現在の生活、そして将来の夢に迫ります。
バンクーバーでのシンプルな暮らしと新たな発見
賑やかな芸能界を離れ、バンクーバーでの生活は驚くほどシンプル。物価高騰が続くカナダで、以前の3分の1の生活費でやりくりしているといいます。外食を控え、中古の家具や譲り受けた物で生活を整え、贅沢とは無縁の毎日。しかし、光浦さんは「気持ちはどんどん解放されている」と語ります。 カナダでは中古品に対する抵抗感がなく、物を大切にする文化が根付いているとのこと。この経験を通して、光浦さんは新たな価値観に触れ、自身のライフスタイルを見つめ直しているようです。
alt バンクーバーの川辺でリラックスした様子の光浦靖子さん。素足に短パン姿で自然を満喫している。
料理への情熱とカフェ開業の夢
光浦さんは現在、現地のカレッジで料理のコースを専攻しています。 幼児教育を第一志望としていましたが、英語力の壁に阻まれ、第二志望の料理の道へ。 しかし、これは単なる妥協ではありません。以前からカフェを開きたいという夢を抱いていた光浦さんにとって、料理の技術を身につけることは、夢実現への大きな一歩となるのです。
450万円の投資と就労ビザ取得への挑戦
カレッジの授業料は約450万円。高額な費用を捻出するため、一時帰国して家財道具を売却したといいます。大きな決断でしたが、留学にかける彼女の強い意志が感じられます。「留学費用は授業料の元を取りながら稼ぎたい」と力強く語る光浦さん。 2年間のコース修了後、3年間の就労ビザを取得。 昨今では就労ビザの取得も容易ではない中、彼女の努力は並々ならぬものだったでしょう。
経験を活かし、新たなステージへ
「自分のやりたいことを実現してお金も稼ぎながら…」と語る光浦さん。 カナダでの生活で得た経験、そして料理の技術を活かし、カフェ開業という夢に向かって着実に歩みを進めています。 フードビジネスコンサルタントの山田一郎氏(仮名)は、「異国の地で培った経験は、彼女のカフェに独自の魅力をもたらすだろう」と期待を寄せています。
alt 光浦靖子さん。カナダ留学中の様子。
夢に向かって前進する光浦靖子の未来
カナダでの挑戦は、光浦さんにとって新たな人生のスタート地点。 カフェ開業という夢の実現に向けて、彼女は力強く歩み続けています。 今後の光浦さんの活躍に、ますます目が離せません。