元タレント中居正広氏(52)と女性とのトラブルを巡り、フジテレビ社員の関与が報じられた問題で、フジの港浩一社長(72)らが27日午後4時から、記者会見を開いた。中居氏がMCとして出演し、今月22日に打ち切りが発表されるた「だれかtoなかい」終了について、昨夏に女性が離職したこともきっかけの1つだったことが明かされた。
フジテレビ側は2023年6月初旬、港社長自身は同8月にトラブルを把握していたにもかかわらず、憶測を呼ぶことを避けるため番組、中居氏の出演は継続された。女性のコンディションを優先に港氏らは「続けるのが刺激になるのか、やめるのが刺激になるのか」を熟慮。体調が回復し「昨夏、女性が仕事を離れた」(港社長)ため、番組終了へ向けて検討を開始。中居氏側には昨年11月の段階で番組終了を告げたという。終了を告げたのが誰か、港社長は「把握していない」と回答した。
「だれか―」は特別番組を経て、23年にダウンタウン・松本人志と中居氏のダブルMCの「まつもto―」の番組名でレギュラー化。24年1月の松本の活動休止発表以降は、中居の単独MCを経て、同2月から二宮和也、同4月からムロツヨシが「相棒」として出演。今月12日から新MCに岡田准一を迎える予定だったが、今月12日から放送を休止し同22日に打ち切りが発表された。
報知新聞社