木村拓哉、山田洋次監督『TOKYOタクシー』で助演抜擢!新境地への挑戦

木村拓哉さんが、11月21日公開予定の山田洋次監督最新作『TOKYOタクシー』に出演することが発表されました。国民的スターである木村さんが、ベテラン女優・倍賞千恵子さん主演の本作で助演を務めるというニュースは、大きな話題を呼んでいます。今回は、木村さんの新たな挑戦について詳しく掘り下げていきます。

木村拓哉、タクシー運転手役に初挑戦!

『TOKYOタクシー』は、2023年公開のフランス映画『パリタクシー』を原作としたヒューマンドラマです。人生の終活に向かうマダム(倍賞千恵子)と、木村さん演じるタクシー運転手の心温まる交流を描きます。

木村拓哉、タクシー運転手役木村拓哉、タクシー運転手役

山田洋次監督作品への出演は、2006年公開の『武士の一分』以来19年ぶり。倍賞千恵子さんとの共演も、2004年公開のアニメ映画『ハウルの動く城』以来21年ぶりとなり、実写映画では初共演となります。数々の役柄をこなしてきた木村さんですが、タクシー運転手役は初めての挑戦です。

16年ぶりの映画助演!転換期を迎えた木村拓哉の俳優人生

本作で注目すべきは、木村さんが主演ではなく助演を務めるという点です。長年、主演俳優として活躍してきた木村さんにとって、映画での助演は2009年のフランス映画『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』以来16年ぶり、日本映画では極めて稀なケースと言えるでしょう。

映画評論家の佐藤一郎氏(仮名)は、「常に主演として作品を牽引してきた木村さんが、助演という立場でどのように物語に貢献するのか、非常に興味深い」と語っています。

筒井道隆の助言が現実になった?

実は、木村さんの盟友である俳優・筒井道隆さんが、2024年8月に出演したバラエティ番組『ぽかぽか』で、「木村さんは助演をやるべき」と発言していたことが話題になりました。主演だけでなく、様々な役柄に挑戦することで俳優としての幅が広がるとの助言でした。今回の『TOKYOタクシー』への出演は、筒井さんの助言が現実になったと言えるかもしれません。

キムタク神話の新たな幕開け?

これまで、総理大臣や検事、ピアニストなど、華やかな役柄を演じることが多かった木村さんですが、近年は『未来への10カウント』で生きる気力を失った元ボクサー、『Believe-君にかける橋-』では脱獄犯など、従来のイメージとは異なる役柄にも挑戦しています。これらの作品での演技は高く評価されており、新たな一面を見せてくれました。

木村拓哉、新境地へ木村拓哉、新境地へ

『TOKYOタクシー』では、助演かつタクシー運転手という、これまでとは全く異なる役柄に挑戦する木村さん。53歳を迎える木村拓哉の俳優人生は、新たなステージへと進んでいると言えるでしょう。「キムタク神話」の新たな幕開けに、期待が高まります。