ビル・ゲイツ氏は長年、パンデミックへの備えとワクチン接種を積極的に推進してきた。
ゲイツ氏は、今後4年以内に再びパンデミックが起こる可能性は10~15%と見ているとウォール・ストリート・ジャーナルに語った。
ゲイツ氏は2015年、国際社会は致命的な感染症の流行に対して「準備ができていない」と警鐘を鳴らしていた。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を経験したにもかかわらず、国際社会は次のパンデミックに対する備えができていないとビル・ゲイツ氏は語った。
ウォール・ストリート・ジャーナルの編集長エマ・タッカー(Emma Tucker)氏とのインタビューで、マイクロソフトの共同創業者は”次のパンデミック”の可能性に対する懸念を示した。
「今後4年以内にパンデミックが起こる可能性は10~15%だ」
「前回よりも備えができていると思えたらうれしいけれど、今のところそうではない」
「(準備は)全くできていない」
ビル・ゲイツ氏は長年、パンデミックへの備えとワクチン接種を積極的に推進してきた。
2015年のTED Talkでは、国際社会は致命的な感染症の流行に対して「準備ができていない」と警鐘を鳴らしていた。
その7年後には、COVID-19から学んだ教訓を『パンデミックなき未来へ:僕たちにできること』にまとめて出版した。同じ年、ゲイツ財団も「COVID-19のパンデミックの急性期を終息させ、将来のパンデミックに備える」ために、アメリカで最大1億2500万ドルを拠出することを約束した。
Lloyd Lee