1月27日、元TBSアナウンサーで芸能事務所「生島企画室」創設者の生島ヒロシ(74)がパーソナリティを務める『生島ヒロシのおはよう定食』『生島ヒロシのおはよう一直線』(TBSラジオ)を、同日放送をもって降板することが発表された。
TBSラジオによると、生島にTBSグループが定める人権方針に背く「重大なコンプライアンス違反」があったことを確認したという。
「1998年に開始された『おはよう定食』と『一直線』は、2月3日に7000回目の放送を迎える予定の長寿番組でした。1月23日に芸能界を引退した中居正広さんの女性問題を受けて、民放各局が社内調査に動き出してすぐのタイミングだったこともあり、生島さんの突然の降板にSNSは騒然としていました」(Webメディア記者)
降板を受け、生島企画室は自社公式HP上で、生島の役職退任と“無期限の芸能活動自粛”を発表し、以下のように説明した。
《この度の降板を受け、弊社としましてもTBS様及び生島ヒロシに聞き取りを行った結果、番組製作スタッフへの厳しい言動やインターネット上に掲載されていた不適切な画像の送信等の行為があったとのことであり、パワーハラスメント、セクシャルハラスメントへの認識の欠落がまねいたことだと認識しております》
さらに、生島本人のコメントも掲載された。
《私が友人から送られた不適切な写真をラジオスタッフに送ってしまい、女性スタッフから大変不愉快とのご指摘を受けました。さらには、朝の90分の生放送中、思わずスタッフに対して当たりがきつくになってしまったことがありました》
生島といえば、ラジオ内の奔放な言動と時折発するギャグでも人気を博した。人気お笑いコンビ「ダイアン」の津田篤宏 (48)はそんな生島の“自由なノリ”について、’24年放送の『ダイアンのTOKYO STYLE』(TBSラジオ)で明かしていた。
「津田さんはTBSラジオの廊下で、生島さんと『生島企画室』所属のタレント・松村沙友里さんと遭遇した際のエピソードを披露。津田さんは生島さんから、『さゆりんごとLINE交換しなよ!』と唐突に言われたそうですが、隣にいた松村さんは『めっちゃ引いてた…(生島氏は)社長やし、見たことない顔になってて』と戸惑っていたそうです。
後日、津田さんは生島さんから『さゆりんごと交換できなくて残念だったね』と声をかけられたといい、津田さんは『いらんこと言うなや…めちゃくちゃ引いてたぞ…なんでこの人こんなこと言うんやろ』と笑いながら当時を回想していました。
生島さんに悪気はなかったのかもしれませんが、冗談交じりの悪ノリであっても男女問わず困惑してしまう人は多いでしょう。実際、生島さんの降板を受けてこのエピソードがXで拡散していて、《気軽に連絡先交換したら?とか言うのはやめて欲しい》《こういうことの積み重ねなのかな》といった声が上がっていますね」(前出・Webメディア記者)