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アメリカのトランプ大統領とロシアのプーチン大統領が電話会談を行いました。プーチン大統領はウクライナによる軍用飛行場への攻撃について報復を示唆したということです。
ウクライナ各地で続くロシアによる攻撃。一方のウクライナもロシアの軍用飛行場にある戦略爆撃機を破壊したとするなど攻撃を行っています。
双方の対立が続くなか、トランプ大統領は4日、プーチン大統領と電話会談を行ったと明らかにしました。
ウクライナによる飛行場への攻撃についてプーチン大統領から「対応せざるを得ない」と報復を示唆する発言があったとし、トランプ大統領は「すぐに平和に繋がる会談ではなかった」としています。
ロシアの大統領補佐官によりますと、直接交渉で提示された停戦の条件などをまとめた覚書については議論されなかったということです。
電話会談を受け、ゼレンスキー大統領は「多くの国が様々なレベルでロシアと協議を行ってきたが、戦争を止めることができていない」と指摘。
「プーチンの脅しに世界が弱腰になれば、攻撃や殺りくに対して暗黙の了解を得たと捉えるだろう」としてロシアへの圧力を強化するよう求めていて、双方の溝は深まるばかりです。
TBSテレビ