鈴木エイト氏に11万円賠償命令 記事で旧統一教会信者の名誉毀損


【写真】判決後に記者会見する原告の後藤徹氏(中央)=2025年1月31日午後4時13分、東京・霞が関、北野隆一撮影

 後藤氏は1995~2008年に親族らに拉致監禁されて脱会を強要され、親族らの行為は違法だったとして親族らが2200万円の賠償を支払うとする判決が確定している。鈴木氏は、自らのニュースサイトで後藤氏について「12年間に及ぶ引きこもり生活の末、裁判で2000万円をGETした」とする記事を配信するなどした。判決は、原告の社会的評価を低下させる違法な記事だと判断した。

 後藤氏は判決後の会見で「名誉毀損が認められ、非常によかった」と話した。鈴木氏は「踏み込んだ批判が名誉毀損にあたるというのは納得いかない」として控訴する意向を示した。(米田優人、編集委員・北野隆一)

朝日新聞社



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