名古屋市西区の人気飲食店「味波押切店」で、ノロウイルスによる食中毒が発生し、26名が食中毒症状を訴えていることがjp24h.comの取材で明らかになりました。7歳から90歳までの幅広い年齢層の利用客が嘔吐や下痢などの症状に見舞われ、食の安全に対する不安が広がっています。
ノロウイルス食中毒、名古屋市で今年初発生
2025年1月26日、「味波押切店」で食事をした客から、複数人が食中毒のような症状を訴えているとの通報が名古屋市西保健センターに寄せられました。その後の調査で、ノロウイルスが原因と断定され、名古屋市で今年初の食中毒発生事例となりました。
患者26名、7歳〜90歳まで幅広い年齢層
発症者は7歳から90歳までの26名に及び、家族連れや高齢者など幅広い年齢層に影響が出ています。幸いにも全員軽症で、快方に向かっているとのことですが、食中毒の深刻さを改めて認識させられる出来事です。
alt名古屋市西区の飲食店「味波押切店」でノロウイルスによる食中毒が発生し、26人が発症した。
従業員からもノロウイルス検出、営業禁止処分に
保健所の調査により、調理を担当した従業員5人からもノロウイルスが検出されました。このことから、名古屋市西保健センターは1月31日から「味波押切店」に対し、営業禁止処分を下しました。
食中毒予防の徹底を – 専門家の見解
食中毒予防の専門家であるA先生(仮名)は、「ノロウイルスは感染力が非常に強く、少量のウイルスでも食中毒を引き起こす可能性があります。特に冬場は乾燥しやすく、ウイルスが空気中を漂いやすいため、注意が必要です」と警鐘を鳴らしています。手洗いの徹底、食品の適切な加熱、調理器具の衛生管理など、基本的な予防策を怠らないことが重要です。
家庭でのノロウイルス対策、改めて確認を
家庭でも、調理前後の手洗いを徹底するのはもちろん、食材は中心部までしっかりと加熱し、まな板や包丁などの調理器具は清潔に保つように心がけましょう。また、嘔吐物や下痢の処理にも注意が必要です。二次感染を防ぐため、適切な方法で処理することが大切です。詳しい情報は、厚生労働省のウェブサイトなどを参考にしてください。
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