フジテレビは、11月1日午後7時から「上沼恵美子×坂上忍の東西べしゃり歌合戦」を放送する。
東西の大物MC2人が、ダブルでゴールデン・プライム帯および全国ネットでMCを務めるのは今回が初。また、上沼が同局に出演するのは約20年ぶりとなる。
ホンネで語り尽くす2人の関係性…実は、過去に上沼MCの番組に坂上が何度もゲストとして訪れており、互いを認め合う仲なのだ。また2人とも歌手を目指したことがあるくらい音楽に造詣が深いという共通性もあった。
番組はアインシュタイン、安藤優子、遠藤憲一、ゴールデンボンバー、純烈、鈴木福兄弟、天童よしみ、Mr.シャチホコ、りんごちゃんら芸能人が東軍と西軍に分かれ、トークと自慢の歌を披露していく。
東軍の坂上をアシストする応援隊長にサンドウィッチマン、西軍の上沼の応援隊長はFUJIWARAが務める。
1回戦「2019年売れっ子芸人対決」から5回戦「紅白対決」まで豪華な対決が繰り広げられ、トリを飾るスペシャルマッチは上沼と坂上の歌対決となる。
歌合戦以外にもこんなことが…久しぶりにフジ社屋(東京・台場)へやってきた上沼が、坂上とサンドウィッチマンに連れられ、初めて社員食堂を訪れる。そこで食堂のメニューに”もの申す”場面も。さらに遠藤と安藤も”参戦”。上沼と安藤の初対面が実現する。
収録後、東西の”大物MC”が取材に応じた。
--収録を終えてお互いの印象をお聞かせください
上沼「坂上さんのことは尊敬しているし、大好き。今日は嫌われたくないなって考えながら収録していた(笑)。彼は率直な人で、私も率直な方なのでぶつかりあうのかなと思っていたけど、それはなかったと思います」
坂上「お世辞でもなんでもなくバラエティーの”いろは”を教えていただいたのは上沼さんの番組なので、まさか隣に立たせていただける日が来るなんて到底思っていなかった。本当にありがたかったです」
--上沼さんは東京に来て”アウェイ感”はありましたか
上沼「感じる。建物が威圧感(笑)。天井高すぎる! やっぱり首都はすごいなって思った。でも、東京も大阪も関係なく距離も縮まってきていると思う。今は芸能界のラストステージに上がったような気持ちになっているので、たまにオファーがかかれば東京も来たいと思っている。今回はいい経験をさせていただきました」
坂上「上沼さんの前だとスタッフさんや出演者の方々も緊張感がまったく違って、それはそれですごくいいことだと思います」
--東京の司会者にないものはどういうものだと思いますか
坂上「それはもう全部。今日も”つり鐘”の話題であそこまで話せる人は世界で上沼さんくらいしかいないと思った(笑)。圧倒されました」
--歌われましたが、お互いの歌声の感想はいかがでしたか
上沼「タレントさんや芸能界を目指している方々は歌と絵がうまいなと思った。やっぱり感性なんでしょうね。それと本音でしゃべるのも大好き。今はコンプライアンスでなかなか難しく、しゃべりにくくなってきた。思っている10分の1もしゃべっていません(笑)」
坂上「生意気だけど、上沼さんとじゃなかったら僕は歌っていない。僕の歌なんかたいしたことないけど、今日は気持ちを込めて上沼さんにお届けしました」
(産経デジタル)