女性演出家の活躍が目立つドラマ界 ”アウォード”で表彰相次ぐ

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著名人とともにシンポジウムに参加したフジテレビの演出家、並木道子さん(右)=東京・紀尾井町の千代田放送会館

著名人とともにシンポジウムに参加したフジテレビの演出家、並木道子さん(右)=東京・紀尾井町の千代田放送会館
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 「東京ドラマアウォード2019」(主催・国際ドラマフェスティバル in TOKYO実行委員会)の授賞式がこのほど都内で開かれ、作品賞のグランプリは「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(連続ドラマ部門、日本テレビ)、「Aではない君と」(単発ドラマ部門、テレビ東京)などが獲得したが、授賞式で目立ったのが、女性演出家の活躍だ。

 「3年A組-」のメーンは、現在「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」(日曜後10・30)を演出中の小室直子さん(日テレ)、「Aでは-」は、同じく「グランメゾン東京」(日曜後9・0)を演出中の塚原あゆ子さん(TBSスパークル)、さらにローカル・ドラマ賞「かんざらしに恋して」を受賞した佐藤玲衣さん(NHK)。

 そして、現在放送中の連ドラ「モトカレマニア」(木曜後10・0)でメーンの演出を担当しているフジテレビの並木道子さん(39)は、今年1月に放送された単発ドラマ「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」で優秀賞を受賞。中町綾子選考委員長(日大芸術学部教授)から「心揺さぶる上質のエンターテインメント」と評された。

 同局は、milet「inside you」で主題歌賞(『スキャンダル専門弁護士QUEEN』オープニングテーマ)、関西テレビ放送は「なめとんか やしきたかじん誕生物語」でローカル・ドラマ賞をそれぞれ受賞した。

 ドラマ「最高の離婚」、映画監督デビュー作となった「Bの戦場」(DVD発売中)などで知られるフジの並木さんは、都内で行われた「国際ドラマフェスティバル」のシンポジウム「ここから始まる新しいテレビドラマ~それぞれの戦い編~」に参加。脚本家の大石静さん、尾崎将也さん、古沢良太さん、NHKの演出家、川上剛さんとともに登壇した。

 「早撮り」を自認する並木さんは、シンポジウムのタイトル「戦い編」にふさわしく「今後は人材育成が課題。働き方改革で本当に助監督さんが足りない。この世界に飛び込んできたいという気合いのある若者がいない。怒っても辞めちゃうし、怒らないと覚えないし(笑)」などとユーモアをまじえながら10年後のドラマ界を憂えた。

 「モトカレマニア」は、新木優子と高良健吾が初共演しているラブコメディー。元カレの存在を引きずり“モトカレマニア(MKM)”となった女の子の混乱と暴走の物語である。31日放送(3話の演出は相沢秀幸さん)はこんな展開となる。

 《ユリカ(新木)は、マコチ(高良)から山下(浜野謙太)との恋も仕事も全力で応援する、と言われてしまう。ユリカは、再び“モトカレマニア”としてマコチとの思い出のなかで生きる決意を固め、そのショックから復活。そんな折、ユリカが配った不動産物件のチラシを見て1組の夫婦から連絡が入る。仮採用期間終了まで残り3日。契約が成立すれば正社員になれると張り切るユリカ。社長の安藤(小手伸也)は、マコチにユリカのサポートをするよう指示。その話を聞いた親友のひろ美(よしこ=ガンバレルーヤ)は、ユリカのことを心配する…。一方の山下は食べ歩きマニアが集う“食べログ会”に同僚の千鶴(趣里)を連れて行き、帰り道に千鶴から『好きになった』と告白される》

 日々”事件”が起こり、試行錯誤を繰り返すユリカ。妄想は膨らむばかりだ。出演者は、ほかに田中みな実、森田甘路、関口メンディー(EXILE/GENERATIONS)、加藤虎ノ介、山口紗弥加。

(産経デジタル)

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