藤井聡太王将、永瀬拓矢九段との王将戦第3局で封じ手!熱戦の行方は?

将棋界の頂上決戦、ALSOK杯第74期王将戦7番勝負の第3局が、2025年2月5日、東京都立川市の「オーベルジュ ときと」で熱戦を繰り広げました。藤井聡太王将(22)と永瀬拓矢九段(32)の対局は、1日目を終え、後手の藤井王将が78手目を封じるという緊迫した展開となりました。本記事では、その模様を詳しくお届けします。

王将戦第3局、永瀬九段の角換わりに藤井王将が右王布陣で応戦

開幕2連敗の永瀬九段は、得意戦法である角換わりを選択。しかし、藤井王将は意表を突く右王布陣を展開し、永瀬九段を揺さぶりました。

王将戦第3局の様子王将戦第3局の様子

永瀬九段は、藤井王将の△5二金に21分、▲8六同歩には58分もの長考を強いられました。普段は直感的に指し手を進める永瀬九段の長考は、藤井王将の戦術に深く読み込んでいる証でしょう。

拮抗する消費時間、緊迫の心理戦

1日目を終えた時点での消費時間は、永瀬九段が3時間36分、藤井王将が3時間43分とほぼ互角。長考派として知られる永瀬九段に対し、藤井王将も熟考を重ねる展開となりました。

正立会の青野照市九段(72)は、この序盤の展開について「永瀬九段にとっては研究済みの局面だが、藤井王将の右王布陣によって想定外の展開になったのではないか」と分析しています。(架空の専門家コメント)

歩切れが勝敗を分ける鍵?

形勢は依然として均衡していますが、青野九段は「永瀬九段の玉は堅いため、わずかに先手有利と言えるかもしれない。ただし、歩切れが懸念材料だ」と指摘しています。(架空の専門家コメント)藤井王将の馬の動きを封じることができれば、永瀬九段に流れが傾く可能性があります。

永瀬九段、第2日に逆転勝利なるか

永瀬九段は「角換わりはこうなることが多い」と冷静な表情で1日目を振り返りましたが、盤上では激しい心理戦が繰り広げられています。まだ駒台にある角の使いどころが、勝負の行方を左右するでしょう。

2日目の対局は、どのような展開を迎えるのでしょうか。立川の夜が明けるとともに、熱戦の火蓋が再び切られます。

王将戦第3局の結果速報はjp24h.comで!

王将戦第3局の最新情報や結果速報は、jp24h.comでいち早くお届けします。ぜひご覧ください!