「マツコさんは、所属事務所社長の突然の辞任に困惑しているそうです。マツコさんは“Oさんのためにも”という思いで仕事をしてきましたので、少なからず裏切られたという気持ちがあるのではないでしょうか」(マツコの知人)
【写真あり】お別れの会でTBSの恩人プロデューサーへの思いを語るマツコ
『週刊文春』(1月30日発売号)が、マツコ・デラックス(52)が所属する芸能事務所の社長だったO氏の“失踪騒動”を報じた。
文春は、O氏は昨年末ですでに事務所の社長を辞任しており、原因は所属タレントのギャラをめぐるトラブルだったと報じている。
「同事務所には、マツコさん以外にもくりぃむしちゅーや有働由美子さん(55)が所属しています。
もともとくりぃむしちゅーの担当マネージャーだったOさんが、2人を連れて’09年に独立。そのあとにマツコさんと知り合ったOさんは、当時コラムニストだったマツコさんのタレント性を見抜いて同事務所に勧誘したそうです。
Oさんは業界内でも有名なやり手として知られており、人望も厚い人。周囲から愛されるタイプで、現所属タレントも彼女の人柄に惚れ込んで契約した人ばかりです。
マツコさんも、Oさんのことを、愛情をこめて“ババア”と呼ぶなど、常日頃から慕っていました」(芸能プロ関係者)
今回の騒動を受けて、本誌がマツコの所属事務所に取材すると、O氏が辞任したことは認めたものの、その理由については「回答は控えます」とのことだった。
O氏に見いだされ、現在では超売れっ子タレントに上り詰めているマツコ。だが近年、その陰で事務所には逆風が吹いていた。
’20年、同事務所がコロナ禍の煽りを受けてリストラを敢行。当時、本誌の取材に答えたO氏は、経営難を訴えながら、今回の事態を想起させる“意味深な発言”をしていた。
「私自身、10年後もいまのように元気に働いているかと問われれば自信がありません」
また当時、マツコがテレビ番組で芸能界引退について仄めかしていたことについて尋ねると、O氏はこのように語っていた。
「彼女もまもなく50歳になります。いまのキャラのままで、これからずっと将来も、というのはやっぱり難しいです。
これからどうするのかを自分でも考えているところですよ」
それからも芸能界引退を匂わせてきたマツコ。だが、今回のトラブルを受けてその計画も断念を余儀なくされているようだ。
「現在、マツコさんの所属事務所では、取り残される形になったスタッフたちが事務所の将来について心配しているようです。
そんななか、マツコさんは『これじゃ引退どころじゃないわよ』と話しているそうです。
マツコさんはやさしい言葉こそかけませんが、スタッフ思いでもあります。“私がスタッフを守らなきゃ”と考えているようなのです」(前出・マツコの知人)
マツコが安心して念願の引退を実現できる日は――。
「女性自身」2025年2月18日・2月25日合併号