健康的なイメージのある和楽器バンドの元ドラマー山葵さんが、35歳という若さで人間ドッグで大腸がんが見つかったという衝撃の事実。早期発見の経緯や、当時の心境、そして『SASUKE』出場への想いなど、山葵さん自身の言葉で語られた貴重なインタビューをお届けします。
気づかぬうちに進行… 定期的な人間ドッグで早期発見
山葵さんは、普段から健康や食事に気を配り、トレーニングも欠かさない生活を送っていました。しかし、自覚症状が全くないまま、人間ドッグの検便で潜血反応が。その後の大腸カメラ検査で、6mmほどのポリープが2つ発見され、切除。組織検査の結果、悪性と判明しました。
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実は、2年前の検便でも再検査の通知が届いていたものの、再検査を受けず、多忙な日々を送っていた山葵さん。「きちんと再検査を受けていれば…」という後悔もよぎったそうですが、医師からは「今回発見できたことが重要」との言葉をもらったそうです。早期発見の重要性を改めて感じるエピソードですね。
ステージ1での手術、そして前向きな気持ち
「検査結果を伝えたい」という病院からの電話で、ある程度の覚悟はしていたという山葵さん。診察室では冷静を保っていたものの、帰り道には不安とショックで涙が止まらなかったと語ります。「なぜ自分が…」という思いが込み上げてきたのでしょう。
その後の精密検査で、幸いにもステージ1で転移がないことが判明。ポリープ周辺の大腸を15cmほど切除する手術を受けました。
大腸がん手術後の挑戦、『SASUKE』への強い想い
手術後も前向きな山葵さん。なんと、スポーツ番組TBSテレビ『SASUKE』への出場を決意しました。その背景には、どんな想いがあったのでしょうか?
食生活と健康管理の大切さを改めて実感
今回の経験を通して、山葵さんは改めて食生活と健康管理の大切さを実感したと言います。自覚症状がないからといって安心せず、定期的な健康診断を受けることの重要性を改めて認識したとのこと。
専門家からのアドバイス:早期発見が鍵となる大腸がん
有名クリニックの消化器外科医、田中先生(仮名)によると、「大腸がんは早期発見であれば完治率も高いが、進行すると治療が難しくなるケースもある。定期的な検診と、便潜血検査で陽性反応が出た場合は速やかに精密検査を受けることが重要」とのことです。
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山葵さんの経験は、私たちにも健康診断の大切さを改めて教えてくれます。この記事が、少しでも多くの方の健康意識向上に繋がれば幸いです。