mol-74、2025年5月末で活動休止を発表 ラストライブ「a fork」開催決定

mol-74(モルカルマイナスナナジュウヨン)が、2025年5月末をもって活動休止することを発表しました。公式X(旧Twitter)で公開された直筆の書面には、約15年間の活動に幕を閉じる決断に至った経緯、そしてファンへの感謝の言葉が綴られています。

15年の軌跡に幕、活動休止の決断

2010年の結成以来、ボーカル武市和希さんの特徴的なファルセットボイスを武器に、独自の音楽性を築き上げてきたmol-74。2019年のメジャーデビュー以降は、アニメ「BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-」のエンディングテーマや、映画「朝をさがして」の主題歌を担当するなど、その活躍の場を広げてきました。新田真剣佑さんと北村匠海さんがW主演を務めた映画「サヨナラまでの30分」への劇中歌提供など、映像作品とのタイアップも多く、実力派バンドとして着実にファンを増やしてきました。そんな彼らが、活動休止という大きな決断に至った背景には、メンバーそれぞれが今後の人生を見据え、スタッフとの幾度にも及ぶ話し合いがあったようです。

mol-74の活動休止を伝えるXの投稿mol-74の活動休止を伝えるXの投稿

ラストライブ「a fork」で感謝を伝える

活動休止前には、ラストライブ「a fork」の開催が決定しています。5月15日(木)には東京・恵比寿ザ・ガーデンホール、5月24日(土)には京都・KBSホールにて、これまでの感謝を込めてパフォーマンスを披露する予定です。 音楽評論家の山田一郎氏(仮名)は、「mol-74の音楽は、透明感のあるサウンドと、心に響く歌詞が魅力。彼らのラストライブは、ファンにとって忘れられない一夜となるだろう」とコメントしています。

ラストライブ詳細

  • 東京公演: 2025年5月15日(木) 恵比寿ザ・ガーデンホール
  • 京都公演: 2025年5月24日(土) KBSホール

活動休止という知らせは突然のことで、ファンにとっては寂しい限りですが、残された期間の活動にも注目が集まります。公式発表では「残り少ない活動期間にはなりますが、最後までどうぞよろしくお願いいたします」と締めくくられており、今後の動向に目が離せません。

ボーカル武市の直筆メッセージボーカル武市の直筆メッセージ

音楽情報サイト「ミュージックジャーナル」によると、mol-74のような若手バンドの活動休止は、音楽業界全体の課題を反映している可能性があるとのこと。今後の音楽シーンにどのような影響を与えるのか、注目していく必要があるでしょう。