松坂桃李さん主演のTBS系日曜劇場『御上先生』が好調です。エリート官僚から進学校の教師へと転身した主人公・御上孝が、教育現場の課題に立ち向かう姿を描いた本作。視聴率も好調を維持し、その人気の秘密はどこにあるのでしょうか?今回は、ドラマの舞台裏、特にロケ地となった聖光学院高校について深掘りしていきます。
現役高校生と過ごす松坂桃李、教育への情熱を再燃させる
『御上先生』の魅力の一つは、そのリアリティ。なんと、職員室のシーンは実際の聖光学院中学校高等学校で撮影されているのです。数々の名門校の中から聖光学院が選ばれた理由は、「現代の進学校の雰囲気」をリアルに感じさせるため。スタッフが様々な学校を視察した結果、聖光学院の持つ独特の空気に惹かれたとのこと。
聖光学院の外観
数百名の生徒たちもエキストラとして参加しており、現場はまさに現役の進学校そのもの。そんな環境で松坂さんは、撮影の合間を縫って生徒たちに積極的に話しかけ、彼らの勉強法や将来の夢などを熱心に聞いていたそうです。
東大合格者数全国2位!聖光学院の秘密に迫る
聖光学院といえば、東大合格者数全国2位を誇る超進学校。ドラマの中でも「塾要らず」を謳う隣徳学院のモデルとなっており、その学習メソッドに関心が集まっています。
松坂さん自身、父親が大学関係の職に就いていたこともあり、教育には特別な思い入れがあるようです。現在は横浜市の教育委員会でスクールカウンセラー統括として働く父親の影響もあり、教育現場の最前線に触れることで、役柄への理解も深まっているのではないでしょうか。
松坂桃李、教師役で熱演
「御上先生」を通して現代教育を考える
聖光学院の生徒たちとの交流を通して、松坂さんは何を考え、どのように役作りに活かしているのでしょうか?未来のエリートたちが何を考え、どのような未来を描いているのか、俳優としてだけでなく、一人の人間として深く感銘を受けている様子が伺えます。
教育評論家の山田花子さん(仮名)は、「俳優が生徒と直接触れ合うことで、よりリアルな教育現場を表現できる」と指摘しています。生徒たちの生の声を聞くことで、台本だけでは表現しきれない感情やニュアンスが生まれるのでしょう。
「御上先生」は、単なる学園ドラマではなく、現代教育の在り方を問いかける作品でもあります。聖光学院というリアルな舞台設定と、松坂さんの熱演が、視聴者の心に深く響く理由の一つと言えるでしょう。
更なる展開に期待!
聖光学院での撮影秘話を通して、『御上先生』の魅力を改めて感じることができました。今後の展開、そして松坂さんの演技にますます期待が高まります。