夏休みに大阪・関西万博への訪問を計画中の方々へ。真夏の「混雑」や「暑さ」は大きな懸念点です。そこで、既に10回以上万博に足を運んだ「大阪・関西万博の達人」、ジャーナリスト・フォトグラファーのシカマアキさんが、快適な万博体験のための具体的な対策と秘訣を解説します。
万博を快適に!夏の必携アイテムと活用術
大阪・関西万博を快適に楽しむには準備が肝心。「モバイルバッテリー」と「暑さ対策グッズ」は必携です。会場ではスマホがチケットから決済まで大活躍。充電切れは致命的なので、事前に二次元コード印刷で節約を。保冷剤入りの保冷バッグがあれば、ネッククーラーの再凍結も可能で暑さ対策に有効です。日よけと突然の雨に備え、「晴雨兼用の傘」も重宝します。
混雑を賢く回避!万博入場・パビリオン攻略法
夏休み期間の万博は「混雑必至」。混雑と暑さを避けるなら「朝9時入場」か「夕方入場」がおすすめです。ゲートは電車なら東、バス・タクシーなら西ですが、公式サイトのライブカメラで混雑状況を確認し選びましょう。入場後の「パビリオン予約」は忘れずに。夕方以降は人気パビリオンも比較的空く傾向があるので、「16時以降の夜間券」も賢い選択肢。前日入りして夜間券で下見するのも良いでしょう。
熱中症対策:水分補給と休憩スポットの秘訣
真夏の万博で最も重要なのは熱中症対策、特に水分補給です。無料給水スポットは混雑しがちですが、「大屋根リング上の5カ所」は穴場。
大阪・関西万博の混雑時にも利用しやすい無料給水スポット。熱中症対策として水分補給は欠かせません。
トイレは大屋根リング上、コモンズ、東ゲート横などが比較的空いています。確実にエアコンの効いた場所で休憩したいなら、「リングサイドマーケットプレイス西の有料席(550円/50分)」がおすすめ。座って涼める貴重なチャンスです。万が一のため、「救護室の場所」も事前に把握を。
大阪・関西万博を最大限に楽しむには、夏の「暑さ」と「混雑」への事前の対策が不可欠です。本記事で紹介した達人のアドバイスを活用し、持ち物や入場時間、休憩スポットを戦略的に計画することで、快適で思い出に残る万博体験を実現できるでしょう。
監修者プロフィール
シカマアキさん
関西学院大学卒、読売新聞記者を経てジャーナリスト・フォトグラファー。大阪・関西万博は既に14回訪問。All About旅行ガイド。
情報源
女性自身 2025年8月12日号