【大雪警報】西日本・東日本でも積雪の恐れ!三連休も警戒を!

日本列島に強い寒気が流れ込み、18日(火)から19日(水)にかけて西日本から東日本にかけて広い範囲で雪が強まる予報です。平野部でも積雪の可能性があり、交通障害などへの警戒が必要です。さらに、三連休も日本海側を中心に雪が続き、22日(土)から23日(日)は再び大雪となる恐れがあります。最新の気象情報に注意し、安全にお過ごしください。

今週2回のピークに警戒!18日(火)~19日(水)の大雪

西日本から東日本にかけての降雪予想図西日本から東日本にかけての降雪予想図

17日(月)から冬型の気圧配置となり、日本海側を中心に雪や雨が降り始めました。18日(火)から19日(水)にかけては、さらに強い寒気が南下し、冬型が強まります。このため、西日本や東日本の太平洋側にも雪雲が広がり、山地を中心に大雪となる恐れがあります。平野部でも積雪するところがあり、交通機関への影響が懸念されています。特に中国地方、近畿地方、東海地方、関東北部では、積雪や路面凍結による交通障害に警戒が必要です。

東北地方や北陸地方では、短期間に大量の雪が降り積もる可能性があります。雪下ろし中の事故や、屋根からの落雪にも十分注意してください。気象庁の発表する気象警報・注意報、地方自治体からの避難情報などをこまめに確認し、安全を確保しましょう。

三連休も油断禁物!22日(土)~23日(日)の降雪予想

22日から23日にかけての降雪予想図22日から23日にかけての降雪予想図

20日(木)から始まる三連休も、冬型の気圧配置が続き、日本海側を中心に断続的に雪が降る見込みです。強い寒気が居座るため、積雪はさらに増えるでしょう。特に22日(土)から23日(日)は再び寒気がピークを迎えるため、雪の範囲が広がり、降り方が強まることが予想されています。

「週末は雪が小康状態になるかも」という淡い期待を抱く方もいるかもしれませんが、油断は禁物です。気象情報や交通情報をこまめに確認し、最新の状況を把握するようにしましょう。旅行やレジャーの予定がある方は、交通機関の運休や遅延の可能性も考慮に入れて、スケジュールを調整する必要があるかもしれません。

大雪・風雪・低温への備え|専門家からのアドバイス

大雪時の注意点イラスト大雪時の注意点イラスト

大雪、風雪、そして低温は、私たちの生活に様々な影響を及ぼします。気象予報士の佐藤健氏(仮名)は、「事前の備えが重要です」と強調します。想定されるリスクと対策をまとめました。

停電への備え

倒木や雪の重みで電線が切れるなど、停電が発生する可能性があります。懐中電灯、ろうそく、マッチ、防寒着、毛布、カイロ、食料、飲料水などを用意しておきましょう。また、スマートフォンの充電切れに備えて、モバイルバッテリーも準備しておくと安心です。

水道管の凍結対策

最低気温が-4℃以下になる場合や、真冬日が続くと水道管が凍結する恐れがあります。屋外の水道管は保温材やタオルで覆い、ビニールテープでしっかり巻きつけて保温しましょう。また、少量の水を出し続けることも有効です。

物資の備蓄

交通網の麻痺による物流の遅延で、スーパーやコンビニで食料品などが品薄になる可能性があります。事前に数日分の食料品や日用品、暖房用の燃料などを備蓄しておきましょう。

大雪時の備えイラスト大雪時の備えイラスト

今回の寒波は長引く恐れがあります。最新の気象情報に注意し、安全にお過ごしください。