カナダ東部トロントの空港で、80人の乗客乗員を乗せた旅客機が着陸時に横転し、上下が逆さまになり停止しました。
17日午後3時前、トロント・ピアソン国際空港で、アメリカのミネアポリスから到着したデルタ航空機が着陸時に滑走路で横転しました。
現場からの映像では、機体の上下が逆さまになり停止している様子が確認できます。
デルタ航空によりますと、旅客機には乗客76人、乗員4人の合わせて80人が乗っていて、18人が病院に搬送されました。
地元メディアによりますと、子どもを含む3人が重傷ですが、全員命に別状はないということです。
空港では一時、すべての滑走路を閉鎖して離着陸を停止しましたが、事故からおよそ2時間後に再開しました。
事故当時、現地では強風が吹いていたという情報もあり、地元当局が事故の詳しい原因を調べています。
テレビ朝日報道局
