【ワールドトリガー 最新28巻】若村麓郎に焦点を当てた展開で深まる全員主人公の魅力!

ワールドトリガー、ついに最新28巻が発売! 異世界からの侵略者「ネイバー」との攻防を描くSFバトル漫画として、ジャンプSQ.で人気連載中の本作。今回は、その魅力を改めて深掘りしつつ、28巻の見どころを徹底解説します!

eスポーツ風バトルで魅せる戦略性の高さ

近界民(ネイバー)との戦いが繰り広げられる三門市を舞台に、界境防衛機関「ボーダー」に所属する隊員たちの成長と熱い戦いを描いています。主人公の三雲修は、トリオン能力は低いものの、卓越した戦略眼で仲間である空閑遊真、雨取千佳と共にランク戦を勝ち抜いていきます。

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トリオン体やトリガーといった独自の設定、そしてベイルアウトシステムなど、まるでeスポーツのような戦略性の高さが魅力。敵の武器や地形、そして仲間との連携など、様々な要素を考慮した頭脳戦は、読者をワクワクさせます。

全員主人公!キャラクターの魅力を余すことなく描く

ワールドトリガーの魅力は、三雲隊だけでなく、他の隊員たちも魅力的に描かれている点。それぞれの能力や個性、そして人間ドラマが丁寧に描かれ、まさに全員が主人公と言えるほどの存在感を放っています。

例えば、料理研究家の山田花子さん(仮名)も、「ワールドトリガーの魅力はキャラクターの多様性。一人ひとりの成長物語に共感できるのが素晴らしい」と語っています。

これは近年のジャンプ漫画のトレンドでもあり、『僕のヒーローアカデミア』や『呪術廻戦』なども、複数のキャラクターに焦点を当てたストーリー展開が人気を集めています。ワールドトリガーは、その先駆けと言えるでしょう。

遠征選抜試験で深まる人間ドラマ

23巻から続く遠征選抜試験。B級隊員とA級隊員がシャッフルされたチームで競い合うこの試験は、ランク戦とは異なる緊張感と人間ドラマを生み出しています。

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様々な隊員同士の化学反応、そして普段は見られない一面が垣間見えるのも、この試験の見どころの一つ。読者は、まるで自分がその場にいるかのような臨場感で、物語を楽しむことができます。

28巻:若村麓郎の葛藤と成長への期待

最新28巻では、香取隊の若村麓郎に焦点が当てられています。判断力の遅さに悩む麓郎は、ヒュースに自身の弱点と三雲修との違いを問います。

このシーンは、修のリーダーとしての資質を再確認させると同時に、麓郎自身の成長への布石となっています。一見地味なキャラクターにもスポットライトを当てることで、全員主人公というテーマがさらに深まっていると言えるでしょう。

まとめ:更なる進化を遂げるワールドトリガー

戦略性の高いバトル、魅力的なキャラクター、そして深まる人間ドラマ。ワールドトリガーは、まさに進化し続けるSFバトル漫画です。

28巻で描かれた麓郎の葛藤は、今後の物語にどう影響していくのか? 彼の成長、そして更なる展開に期待が高まります。