新名神高速道路は、2025年2月19日午前、三重県内での大雪の影響で四日市JCT~亀山西JCT間が上下線とも通行止めとなりました。この記事では、通行止めの原因、復旧状況、そしてドライバーへの注意点など、最新情報をお届けします。
大雪で複数の車両が立ち往生、通行止めへ
2月19日午前5時45分頃、三重県内で降雪が続き、新名神高速道路の四日市JCT~亀山西JCT間で複数の車両が立ち往生しました。中日本高速道路(NEXCO中日本)によると、午前6時50分現在、4台の大型車両などが雪のため立ち往生し、積雪も増加したため、安全確保のため通行止め措置が取られました。立ち往生した車両がノーマルタイヤだったかどうかは不明ですが、車線を完全にふさいでいる状態ではなく、大規模な立ち往生には至らなかったとのことです。
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NEXCO中日本では、レッカー車を出動させ、立ち往生車両の除去および除雪作業を迅速に進めました。しかし、積雪の状況から通行止め解除の見通しはなかなか立たない状況が続きました。今回の大雪の影響は、新名神高速道路だけでなく、東海環状自動車道の大安IC~新四日市JCT間にも及び、同時刻から通行止めとなりました。
通行止め解除、そして今後の注意点
NEXCO中日本の懸命な復旧作業により、新名神高速道路および東海環状自動車道は、同日午後4時に通行止めが解除されました。しかし、冬期の高速道路走行は、予期せぬ降雪や路面凍結に見舞われる可能性があります。安全運転を心がけることはもちろん、冬用タイヤの装着やチェーンの携行など、事前の準備を徹底することが重要です。
専門家からのアドバイス
自動車ジャーナリストの山田太郎氏(仮名)は、「冬期の高速道路走行は、夏場以上に慎重な運転が必要です。路面状況の変化に常に気を配り、速度を控えめに、車間距離を十分に取って走行することが大切です。また、出発前に最新の気象情報と道路交通情報を必ず確認し、必要に応じて迂回ルートも検討しましょう」とアドバイスしています。
まとめ
今回の新名神高速道路の通行止めは、冬期の高速道路走行における安全対策の重要性を改めて示す出来事となりました。ドライバー一人ひとりが安全意識を高め、適切な備えをすることで、思わぬトラブルを未然に防ぐことができます。今後も最新の交通情報に注意し、安全運転を心がけましょう。