「外国人との共存無理」京都のお寺が怒りの投稿 “観光公害”のリアルとは?モラルやマナー直すハードルは


【映像】外国人に「殺すぞ!」と言われた、高台寺の住職

 これまで商業目的の無断撮影や無断駐車、モミジの枝を折られるなどの被害を受けたというが、先日、Xの投稿が話題に…。

「ウチのお寺の参道を塞ぐ形で停めてた、なにわナンバーのハイエースに『お寺の前なので近くのコインパーキング入れるか何かして貰っても良いですか?』と伝えたら『白タクじゃねーよ!○すぞ!』と言われました」(X投稿より)

 車に乗っていたのはアジア系外国人だとして、「申し訳ありませんが、共存は無理だと思います」とまとめた投稿には、大きな反響があった。しかし、相次ぐ外国人によるトラブルの一方、国は今後もインバウンドを増やす計画をとっている。『ABEMA Prime』では、迷惑行為の防ぎ方について、投稿した住職と考えた。

■「京都だけでなく、日本中で起きている問題」

 青山公胤住職は「コロナ前の2017〜2019年も京都の外国人観光客は多かったが、その頃よりも少し増えているイメージだ」と語る。

 今回のX投稿については、「『殺すぞ』と言われて怖くなり、声を上げなければとポストした。その土地や文化、人に対して配慮してこその共存・共生であり、無理だと思った。これは京都だけでなく、日本中で多発的に起きている問題だ」と説明する。

 もしも外国人観光客が減れば、解決する問題なのか。「明文化されていないマナーやモラルを、分かりやすく啓発するなどの対策が必要だ。わかりやすく、ちゃんと説明を知った上で、入ってきてもらう。『外国人観光客の数を減らす』よりも、『入国前の教育』が大事ではないか」。



Source link