【記録的大雪】3連休、日本海側で更に積雪増加の恐れ!雪崩・落雪・路面凍結に厳重警戒を

日本列島を襲った強烈な寒波の影響で、日本海側を中心に記録的な大雪となっています。3連休も更に積雪が増加する恐れがあり、雪崩、屋根からの落雪、路面の凍結など、雪による災害への警戒が必要です。この記事では、最新の積雪状況と今後の見通し、そして安全に過ごすための注意点をお伝えします。

記録更新!各地で平年を大幅に上回る積雪

今回の寒波は、既に大雪に見舞われていた地域に更なる積雪をもたらし、各地で平年を大きく上回る積雪を記録しています。2月21日14時時点の積雪は、青森県酸ヶ湯で499cm(平年の約1.4倍)、新潟県津南で369cm(平年の約1.7倍)など、豪雪地帯でも異例の積雪量となっています。

青森県酸ヶ湯の積雪状況青森県酸ヶ湯の積雪状況

新潟県や山形県の山沿いでも3mを超える積雪が観測され、都市部でも富山で25cm(平年の約2.8倍)、金沢で18cm(平年の4.5倍)と、この時期としては非常に多い積雪となっています。秋田県鷹巣では、2月21日6時の積雪が141cmと観測史上1位(1979年統計開始以降)を記録しました。気象庁の担当者(仮名:山田さん)は、「今回の寒波は長期間にわたり、広範囲に影響を及ぼしているため、特に警戒が必要だ」と述べています。

3連休の積雪増加に警戒!最大100cm以上の降雪予想も

2月22日(土)からの3連休にかけて、日本海側を中心に更に積雪が増加する見込みです。72時間降雪量は、本州日本海側の山沿いで広く100cm以上と予想されており、東北や北陸だけでなく、近畿北部や山陰でも積雪が大幅に増える可能性があります。

72時間降雪量予想図72時間降雪量予想図

既に大雪となっている地域では、更なる積雪により雪崩の危険性が高まるため、厳重な警戒が必要です。屋根からの落雪や路面の凍結にも十分注意し、除雪作業を行う際は必ず2人以上で、安全を確認しながら行うようにしましょう。雪に関する災害を防ぐためには、日頃から最新の気象情報を確認し、適切な対策を講じることが重要です。「雪害防止マニュアル」(仮称)などの防災情報を参考に、万が一の事態に備えておくことをおすすめします。

まとめ:大雪への備えと安全確保を最優先に

今回の寒波による大雪は、生活に大きな影響を及ぼす可能性があります。最新の気象情報に注意し、不要不急の外出は控え、安全を最優先に過ごしましょう。雪崩や落雪の危険がある場所には近づかず、除雪作業は安全に配慮して行うことが大切です。また、停電や断水などの可能性にも備え、食料や水、懐中電灯などを準備しておくことをおすすめします。