「からあげブーム」終焉と言われる昨今、多くの専門店が苦戦を強いられる中、からやまは着実に成長を続けています。週末はどこも行列ができるほどの人気ぶり。一体なぜ、からやまだけが勝ち残っているのでしょうか?jp24h.comは、その秘密を探るべく、運営会社エバーアクションのSV部部長山田桂也氏に独占インタビューを行いました。
からあげブームの栄枯盛衰と、からやまの不動の人気
一時は爆発的な人気を誇ったからあげ専門店。日本唐揚協会の発表によると、2022年4月時点での店舗数は4379店舗と、2012年の約10倍にまで増加しました。しかし、コロナ禍による巣ごもり需要の減少や、原油高騰による原材料費の高騰が追い打ちをかけ、多くの店舗が閉店に追い込まれています。
からやまの赤い鶏のロゴ
そんな逆風の中でも、からやまは国内外合わせて133店舗(2025年1月末現在)と、最盛期に近い店舗数を維持。平日の昼過ぎでも数組の待ちが出るほどの人気ぶりです。
からやま躍進の秘密:現場主義へのこだわり
山田氏によると、からやまの成功の秘訣は「お店で仕込みから行っている地道な姿勢」にあるといいます。開店当初から「ブームで終わらせない」という強い決意を持ち、徹底した品質管理と、お客様に最高のからあげを提供することにこだわってきたのです。
食材へのこだわり
からやまでは、厳選された国産鶏肉を使用。毎日店舗で丁寧に仕込みを行い、揚げたての美味しさを提供することにこだわっています。
味への探求
定番の「カリッともも」はもちろん、様々なバリエーションのからあげを提供。飽きさせない工夫と、常に進化を続ける姿勢が、多くのファンを魅了しています。例えば、「チキン南蛮定食」は、甘酢とタルタルソースの絶妙なバランスが人気です。
コロナ禍でも揺るがない強さ:テイクアウト需要への対応
コロナ禍でイートイン需要が減少する中でも、からやまはテイクアウト需要をいち早く捉え、売上を維持することに成功しました。店舗によってはテイクアウトの売上比率が7割に達したこともあるそうです。
テイクアウト限定メニューの開発
イートインとは異なるニーズに応えるべく、テイクアウト限定メニューも開発。自宅でも手軽にからやまの味を楽しめるよう工夫されています。
からやまの未来:さらなる進化への挑戦
山田氏は、「からあげは国民食。だからこそ、常に進化を続け、お客様に最高の美味しさと満足を提供していきたい」と語ります。今後の展開にも注目が集まります。
jp24h.com 編集後記
日本食の代表格とも言える「からあげ」。その中でも、からやまは独自のこだわりと進化を続ける姿勢で、多くのファンを魅了しています。ぜひ一度、その味を体験してみてはいかがでしょうか? jp24h.comでは、今後も注目のグルメ情報を発信していきます。