橋下徹氏、維新の3県議は「自分たちの利益のためにやったのが一番の問題」


【写真】会見で謝罪する維新の3県議

 会見は百条委の元副委員長の岸口実氏、元委員の増山誠氏、県議の白井孝明氏が出席。昨年の知事選期間中に、斎藤知事の疑惑告発文書の文書作成者の私的情報を立花孝志氏に提供したことを、3人は事実上認め、謝罪した。

 維新の会を立ち上げた橋下氏は、すでに維新の党員ではないが「10年前に作ったという意味では責任を感じています。こういう集団になってしまったのは残念だし、有権者の皆様には申し訳なく思っています」と謝罪した。

 ただ橋下氏は、秘密にしておくべきことが漏れたという点においては「大手マスメディアも本来は秘密であることを報じているのはたくさんある。捜査情報なんて、絶対捜査機関は出してはいけない。でも報じている。公共的、公益性と言うこと。マスメディアは情報源は守る。情報源を立花さんが明かしてしまったのでこういう批判をされているが」ともコメント。「秘密を全部報じたらダメとなると報道は成り立たない」とも語った。

 ただ今回の維新の県議については「ルール違反をした、秘密のものを出したということに限らず、自分たちの利益のためにやったというのが一番問題。斎藤さんを当選させる、自分たちの政治的利益になることで秘密情報を出したのが一番重要」だと主張していた。



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