「目黒雅叙園」休館に「オモウマい店」が仰天した理由 「ヒロミ」がバラしていた「宴会場収録」のウラ事情とは


【実際の画像】豪華絢爛な宴会場で…「オモウマい店」驚きの“収録現場”

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「実は『オモウマい店』は雅叙園の宴会場を使って収録しているんです。以前、MCのヒロミさんが自身のYouTubeチャンネル『Hiromi factory チャンネル』でも紹介したことがあります」

 2022年5月に配信された「【仕事場シリーズ】オモウマい店 裏側見せます!」だ。動画が公開されたのは番組がスタートして1年が経ったころだ。

ヒロミ:ホラ見て、結婚式場みたいな雰囲気。この雰囲気で、僕らは何の仕事をしているかというのを、今日は皆さんにお見せしようと……。

――館内を映しつつ、廊下から部屋に入る。

ヒロミ:この番組、皆さん見たことがあるかな。ちょっとその辺、不安なところなんですが、そこそこ人気がある、まぁそこそこだと思いますね。セットを見てください。シャンデリアもあったりなんかするんですけど、よーく見ると“キレ”なんですね。

――「オモウマい店」のスタジオ背景はプリントされた布であることをバラしたのだ。

ヒロミ:キレの前でハゲと2人でやってるんです。

――進行役の小峠英二も登場する。

小峠:キレ、バラしちゃ駄目ですって。キレのこと言っちゃ駄目ですよ、ヒロミさん。ゴールデンでキレでやってるところ、ここしかないんだから! 

コストカットの知恵

「現在もその人気は衰えていません。直近の2月18日の視聴率は10・7%で、もちろん同時間帯1位、前週も1位でした(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)。日テレのゴールデンで今、常時1位を取れるのは『有吉ゼミ』『世界まる見え! テレビ特捜部』『世界の果てまでイッテQ!』くらいですから、非常に重要な番組と言えるでしょう」

 そんな人気番組がなぜスタジオでなく雅叙園で、しかも“キレ”の前で収録しているのだろう。

「『オモウマい店』は愛知県の中京テレビの制作なんです。名古屋のスタジオで収録するとなると、人気者のヒロミさんや小峠さんを往復3時間かけて呼ぶのはスケジュール的に難しい。しかも、番組は取材VTRが大半を占めており、その間にMCやゲストの顔をワイプで抜くだけ。スタジオの全景が映ることは滅多にないので大丈夫なんです。コスト上、素晴らしい知恵だと感心します」

 とはいえ、中京テレビは日テレの系列局だ。日テレのスタジオを借りたらいいのでは? 

「系列局とはいえ別企業ですからね。よその会社にはきっちりスタジオ代を請求することになります。だいたい200〜300万円といったところでしょうか。この値段なら、外部のスタジオを使ってもあまり変わりません」

 では、なぜ雅叙園を? 



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