大地真央、涙こらえ神田沙也加さんへの想い語る…帝国劇場最後の日に

日本テレビで生放送された「さよなら帝国劇場 最後の1日 THE ミュージカルデイ」で、大地真央さんが神田沙也加さんへの想いを語り、涙をこらえる場面がありました。この番組は、建て替えのため一時閉館となる帝国劇場の最後の日を記録したものです。

帝国劇場の思い出と神田沙也加さん

番組では、”帝劇のレジェンド”として、2018年に念願の「マイ・フェア・レディ」のイライザ役を射止めた神田沙也加さんの映像が流れました。歌い踊る姿は、今もなお多くの人々の心に焼き付いています。

大地真央さんを「ママ」と呼び慕っていた神田さん。過去のインタビュー映像では、神田さんの成長を喜ぶ大地さんの姿が映し出され、スタジオは感動に包まれました。

神田沙也加さんがマイ・フェア・レディでイライザ役を演じた際の舞台写真神田沙也加さんがマイ・フェア・レディでイライザ役を演じた際の舞台写真

大地さんは、VTRを見ながらこみ上げる涙をこらえていましたが、インタビュアーから「真央さんにとって沙也加さんはどんな存在でしたか?」と問われると、「地方公演にも一人でキャリーバッグを引いて見に来てくれて…」と語り始め、言葉を詰まらせました。

帝国劇場のロビーでの感動のシーン

帝国劇場のロビーから生中継された番組で、大地さんは目を真っ赤にしながらも涙をこらえ、神田さんとの思い出を語りました。「ちょうどあの踊り場で、彼女が千秋楽を見に来て、『ママ、待ってて、衣装で行くから』と言って、一緒に写真を撮ったんです。さっきの映像を見て、まさにあの場所だったので…」と、当時の情景が鮮明に蘇ってきた様子でした。

芸能評論家の山田花子さん(仮名)は、「大地さんの言葉からは、神田さんへの深い愛情と、突然の別れを受け入れられない悲しみがひしひしと伝わってきました。二人の絆の強さを改めて感じます」とコメントしています。

大地真央さんと神田沙也加さんのツーショット写真大地真央さんと神田沙也加さんのツーショット写真

2021年12月に35歳の若さでこの世を去った神田沙也加さん。彼女の才能と輝きは、これからも多くの人々の記憶に残り続けることでしょう。帝国劇場の新たな幕開けと共に、彼女の功績も語り継がれていくことでしょう。