都議の龍円愛梨氏が大賞 障害児支援で成果





「第14回マニフェスト大賞」に選出され、授賞式であいさつする東京都議の龍円愛梨氏=8日午後、東京都港区

 地方自治体の首長や議会、市民による政策立案・実現の事例を表彰する「第14回マニフェスト大賞」に8日、障害児支援に取り組む東京都議の龍円愛梨氏が選出された。車いす利用者らも安心して遊べる公園の普及などで成果を上げたことが評価された。有識者らでつくる審査委員会(委員長・北川正恭元三重県知事)が決定した。

 都内で開かれた授賞式で、龍円氏は「日本は米国と比べて障害がある子どもの支援が30~40年遅れており、親は孤独の中で子育てしている。受賞を励みに子どもたちの未来のために頑張っていきたい」と話した。

 このほか、最優秀マニフェスト推進賞の首長部門に長崎県大村市の園田裕史市長、同賞の議会部門に栃木県那須塩原市議会、最優秀成果賞に兵庫県西脇市議会総務産業常任委員会が選ばれた。今回の応募は2619件だった。

 マニフェスト大賞は平成18年に創設。早稲田大マニフェスト研究所と毎日新聞社の共催で、株式会社共同通信社が後援している。



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