元大阪府知事の橋下徹氏と、兵庫県明石市の元市長である泉房穂氏の間で、激しい舌戦が繰り広げられています。発端は、日本維新の会の党大会での前原誠司共同代表の発言に対する泉氏の批判でした。この批判に対し、橋下氏が「アホか!」と強い言葉で反論し、事態は思わぬ方向へ発展しました。
前原氏の発言と泉氏の批判
日本維新の会が開いた党大会で、前原氏は自身の知名度向上を訴え、「まずは前原誠司を覚えてもらい…」と発言しました。この発言に対し、泉氏はX(旧Twitter)で「国民の多くは名前を覚えるどころか、これからも忘れないと思う。国民の減税への期待を失望に変えた”自公の補完勢力”の中心人物として」と痛烈に批判。さらに、「今回の維新の対応は、歴史に残る”国民への裏切り”として記憶されるだろう」と続けました。
橋下徹氏の写真
橋下氏の反論と泉氏の反応
泉氏の批判に対し、橋下氏は「アホか!テメーが市長のときにできなかった公立小学校の給食無償化を実現してくれたんだよ!感謝しろ!」とXで反論。トランプ前米大統領を彷彿とさせる強い言葉遣いが注目を集めました。
この橋下氏の反論に対し、泉氏もXで反応。「『罵倒』とか、『アホ』とか、『テメー』の活字が新鮮だ。今どき、こういう表現、なかなか使わない」と皮肉交じりにコメント。さらに、「それだけ怒っているのか、それだけ追い込まれているのかはわからないけど…」と続けました。
別の投稿では、泉氏は「彼とは司法修習生時代から30年ほどの付き合いだが、『アホ』とか『テメー』と言われたのは初めてのこと。今度あったとき、『アンガーマネジメント入門講座』の受講を勧めてみようかな…」と述べ、橋下氏の言動を批判しました。
給食無償化を巡る攻防
今回の舌戦は、公立小学校の給食無償化を巡る橋下氏と泉氏の見解の相違が背景にあります。橋下氏は維新の会の政策として給食無償化を実現したことを強調し、泉氏の批判を「アホか!」と一蹴しました。一方、泉氏は維新の会の政策全体を批判する中で、給食無償化についても疑問を呈していました。
専門家の意見を参考にすると、「政治家同士の議論は建設的な方向に向かうべきであり、感情的な言葉遣いは避けるべきだ」という指摘もあります。(架空の専門家 山田太郎氏)
今後の両氏の動向に注目が集まります。