兒玉遥さんが卵子凍結に踏み切るまでの道のりを追った密着取材番組が話題となっています。しかし、番組放送後、兒玉さんが医療機関の対応に疑問を呈したことで、クリニック側も声明を発表する事態へと発展。双方の主張に食い違いが見られ、波紋が広がっています。
兒玉遥さんの主張：男性医師による診察と撮影への抵抗感
元HKT48で女優の兒玉遥さんは、自身のX(旧Twitter)で、女性医師による診察を希望していたにもかかわらず、男性院長による診察と内診、さらにはエコー検査の様子まで撮影されたことに対し、精神的な負担を感じたと告白しました。「男性に局部を見られているところを撮影されている」という状況への抵抗感は拭えず、放送された映像に対しても不快感を表明しています。
兒玉遥さん
六本木レディースクリニックの声明：初回から男性医師担当を説明、兒玉さんも了承済み
一方、診察を行った六本木レディースクリニックは公式サイトで声明を発表。兒玉さんの血液検査の結果(AMH値が高く多嚢胞性卵巣症候群の可能性)を踏まえ、治療の難しさから、経験豊富な小松院長が担当することが必要と判断したと説明しています。また、密着取材の申し出を受けた段階で、小松院長が担当すること、女性医師を希望する場合は取材を見送ることを制作会社を通じて兒玉さんに伝えており、兒玉さんからも了承を得ていたと主張しています。
双方の主張の食い違い：担当医変更の打診時期とクリニックの対応
クリニック側は、治療開始後も制作会社から女性医師への変更打診があったものの、治療への影響を考慮し対応できなかったと説明。ただし、採卵手術直前には女性医師での対応も可能であることを伝えたものの、兒玉さん側から小松院長への継続を希望されたとしています。一方、兒玉さんの投稿からは、クリニック側が直前になって女性医師の対応が困難になったと伝えたかのような印象を受けますが、クリニック側はこれを事実と異なると反論しています。
専門家の見解 (架空)
医療ジャーナリストの田中一郎氏は、「医療行為におけるインフォームド・コンセントの重要性が改めて問われるケース」と指摘。「患者の希望を尊重しつつ、最善の医療を提供するというバランスが求められる」と述べています。
真実はどこにあるのか？今後の展開に注目
兒玉さんとクリニック側の主張には食い違いが見られ、真相は不明瞭なままです。今後の展開によっては、医療現場における情報提供や患者とのコミュニケーションのあり方について、更なる議論が巻き起こる可能性も考えられます。
