11月24日に放送された沢口靖子主演のドラマ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』(フジテレビ系)第8話に、女優の加藤夏希がゲスト出演し、視聴者の間で大きな話題を呼んでいます。月9ドラマ初出演となった加藤は、23年ぶりに沢口との共演を果たしましたが、その“激変”した姿に多くの人が驚きの声を上げています。
月9ドラマ『絶対零度』での加藤夏希の登場と役どころ
この日の『絶対零度』第8話は、高度な情報技術を悪用し、国民の生命と財産を脅かす情報犯罪を追う捜査機関「情報犯罪特命対策室」を舞台に、緊迫したストーリーが展開されました。総理大臣の娘が誘拐され、それに伴い総理に関するフェイク映像がSNSで拡散され世間が混乱するという内容でした。加藤夏希は、総理が記者会見を開いた際に独自に入手した暴露ネタを突き付ける週刊誌記者役を熱演し、総理を追い詰める演技で視聴者の注目を集めました。
視聴者が驚いた“激変”の背景
放送後、X(旧Twitter)では「加藤夏希だと気づくのに時間がかかった」「記者役の女優どこかで観たなあと思ったら加藤夏希だった」といった驚きの声が多数聞かれました。2000年代には多くのドラマに出演していた加藤ですが、2016年に出産して以降は子育てを優先していたため、ドラマ出演がほとんどありませんでした。そのため、久しぶりに彼女を見た人々の多くが、その変化に驚いたのでしょう。
2010年当時の加藤夏希
デビューから現在までの加藤夏希の歩みと新たな挑戦
加藤夏希は1999年の特撮テレビドラマ『燃えろ!! ロボコン』(テレビ朝日系)でヒロインを演じ、女優デビューを果たしました。その後、2003年の『ヤンキー母校に帰る』(TBS系)や2007年の『花より男子2』(TBS系)など、数々の話題作に出演し、知名度を高めていきました。
私生活では、2014年に一般男性と結婚し、現在までに4人の子どもに恵まれています。出産後は子どものために食育の勉強を始め、2020年には食育アドバイザーの資格を取得したことを明かしています。また、秋田県出身である彼女は、同県出身の著名人が集まる「秋田県人会」の幹事を務めるなど、地元秋田の文化や特産品の発信にも積極的に取り組んでいます。
2024年5月には、デビュー以来所属していた事務所を退社し、佐藤二朗や山下真司らが所属する「フロム・ファーストプロダクション」へ移籍。同年10月には『週刊女性PRIME』で、都内の寿司店でアルバイトをしていると報じられました。同誌の取材に対し、加藤は夫の友人がオーナーを務める店で、秋田の食材をPRするために手伝っていると語っています。
4児の母として、女優業だけでなく多岐にわたる分野で挑戦を続ける加藤夏希の今後の活躍に、ますます期待が高まります。





