横須賀のマンション男性遺体は失血死 神奈川県警、殺人容疑で捜査


 神奈川県横須賀市太田和のマンションの一室で、成人男性の遺体が見つかった事件で、県警は8日、司法解剖の結果、死因は刃物で胸を刺されたことによる失血死と発表した。県警は殺人事件とみて捜査を進めている。

 県警によると、遺体には胸部を中心に十数カ所の刺し傷があり、一部が心臓まで達していた。この部屋には60代の父と20代の息子が住んでいたが、いずれとも連絡が取れていない。遺体は死後推定2週間前後とみられ、身元の特定には至っていないが、父親である可能性が高いという。

 この部屋の住人が借りている駐車場の関係者から住人と連絡が取れないとの通報を受けて駆けつけた県警横須賀署員が7日、遺体を発見した。駐車場に車は置かれたままだという。



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