人気女優の米倉涼子(50)が麻薬取締法違反容疑で捜査対象となり、その動向が世間の注目を集めています。親しい関係者には取り調べ直後、かなり動揺した声で連絡していたと報じられ、「大麻だとは知らなかった」と供述しているようです。この報道は、彼女の今後のキャリアに大きな影響を及ぼす可能性があり、関係者の間では、彼女の最近の精神的な不安定さが指摘されています。
麻薬取締法違反容疑と家宅捜索の詳細
事の発端は、10月11日に「文春オンライン」が報じた麻薬取締法違反容疑による米倉涼子への捜査です。厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部、通称マトリの捜査線上に米倉涼子の名前が浮上し、今年8月20日には自宅への家宅捜索(ガサ入れ)が行われたとされています。捜査当局は、米倉涼子が事件にどのように関与していたか、また彼女の供述の真偽について慎重に捜査を進めている模様です。
活動休止と恋人ゴンサロ氏の現在
家宅捜索報道以前から、米倉涼子の活動には異変が見られました。8月19日を最後にInstagramの更新を停止し、9月以降に予定されていた複数のイベントをキャンセル。事実上の活動休止状態に入っていました。また、彼女の恋人でアルゼンチン人ダンサーのゴンサロ・クエッショ氏の存在も注目されています。2人は5年以上の交際を続けており、米倉涼子のマンションで半同棲生活を送っていました。しかし、ゴンサロ氏が講師を務めるダンススクールのブログでは、10月12日に父と姉の体調不良のため母国アルゼンチンへ帰国したと報告。来週には検査結果が出るとし、その結果次第で日本に戻るかを決めると綴られています。このゴンサロ氏の海外滞在が、米倉涼子への聞き取り捜査の進展を阻んでいる一因とされており、彼の帰国が捜査の大きな転機となる可能性が指摘されています。
ドラマ『ドクターX』撮影中の米倉涼子、麻薬取締法違反疑惑で動揺か
精神的動揺の影にある近年の喪失
米倉涼子が近年、精神的な動揺を抱えている背景には、相次ぐ親しい人々との別れがあるようです。2021年には、彼女の主演作『ドクターX』(テレビ朝日系)などで監督を務め、米倉涼子が「松ちゃん」と呼ぶほど親密な関係だった松田秀知氏が71歳で死去。米倉涼子は自身のInstagramで「みんなが引くほど喧嘩した」と綴るほど、深い絆で結ばれていました。さらに、オスカープロモーションに所属していた頃からの信頼厚い男性マネージャーA氏が、給料を巡るトラブルで2023年に事務所を退社。そして、2024年10月には『ドクターX』で共演し親交を深めた西田敏行さん(享年76)も急逝し、その突然の訃報に米倉涼子は大きなショックを受けていたと報じられています。これら立て続けに起こった大切な人々の喪失が、今回の疑惑が浮上する以前から彼女の心に重くのしかかっていた可能性があります。
アルゼンチン人ダンサーの恋人ゴンサロ氏と買い物デート中の米倉涼子、交際5年以上
結び
麻薬取締法違反容疑という重い疑惑に直面している米倉涼子。彼女の供述、恋人ゴンサロ氏の動向、そして近年の私生活で経験した数々の喪失が複雑に絡み合い、事態は未だ不透明です。高い知名度と人気を誇る女優の身に一体何が起こっているのか、今後の捜査の進展と、彼女自身のコメントが待たれるところです。
参考文献
- 文春オンライン (2023年10月11日). 米倉涼子「麻薬取締法違反」で捜査の渦中.
- Yahoo!ニュース (本記事の出典: 2023年10月). 人気女優 米倉涼子に麻薬取締法違反容疑で捜査.